第5回播磨ミュージック・カーニバルが、播磨町の大中遺跡のある歴史公園で行われました。
これは、地元の方手作りのイベントでありますが、そのため、いろんなジャンルの方が参加されており、ごった煮の良さを味わえるアットホームなライブなのです。
高砂高校ジャズバンド部の前には若い3人でのロックバンドの演奏がありました。人数は少ないのに横幅をいっぱいに使ってのパフォーマンスで、客席を乗せるアジテーションもなかなかおもしろく聴きました。
高砂高校ジャズバンド部はトリでの演奏で、計8曲も演奏できました。
風が強かったのですが、リズム隊の譜面台は先輩後輩が互いに協力し合いながらいい演奏が出来たようです。
始まりはイン・ザ・ムードから。テナーとアルトのソロのやり取りも安定感があります。
2曲目はイン・ナ・メロートーン サックスのソリをTpのミュートが支えるの図。コンマスさんのアルトが芯になって心地良いアンサンブルが聴けます。
ジュニアバンドはフレディ・グリーンのコーナーポケットが好評です。リズム隊がしっかりしてるのもいいですね。
ソロはTp二人の後Tsになります。もう少し音量的迫力も欲しいところですが、そつないフレーズをこなしてました。
サミーネスティコのファンタイムの素敵な曲もやってくれました。高砂高校の演奏はアンサンブルの美しい曲では良さが倍増します。また、ここではバリサクのいい音が響いてきました。
それから、吉川組のトロンボーンをフィーチャーしたSecret Love この場の演奏は、タンギングがきつくちょっと力強すぎて、Secret Loveの秘めたる感じが得られなくて残念でしたが、屋外ですから風に負けぬ大きい音を出すということも大事で、そちらはOK。
それにしても、こういう歌ものの演奏におけるバックの演奏というのはアンサンブルも大事だし、音量バランスも大事だけど、うまくバランスが取れてますよね。この辺りが綾戸知恵さんが惚れ込んで、来月の記念コンサートでの共演につながったんでしょう。
ついでにリンクを紹介
綾戸知恵デビュー15周年記念スペシャル・コンサートForever Young
6月23日(日)神戸国際会館・こくさいホール 16:15開場 17:00開演 有料
ゴスペルクワイヤー100人も共演するなど大規模コンサートになるようです。
昔は良かったねThings Ain't What They Used To Be のアルトソロ
このところの演奏で、吉川組、ジュニアバンド共にドラムのリードする感じがなかなかいいのですが、今回座った席が完全にドラムの見えない席でしたので、写真は撮れませんでした。この分は次回で埋め合わせ
(5/5のモザイクの演奏でドラマーの写真を頑張りましたよ。笑)
演奏曲記録
1. In The Mood
5. Fun Time
6. Secret Love
7. Things Ain't What They Used To Be
アンコールの掛け声と拍手が続きまして、演奏されたのがSing Sing Sing これを会場の横幅いっぱいにメンバーが広がっての、ワイドな音響が楽しめました。私はこのパフォーマンスは慣れっこになってますが、これは高砂独自なのかな~ 右から左から音が聞こえて興奮しますよ。楽しいです。笑
8. Ecore/ Sing Sing Sing
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さて、5月12日(日)は神戸湊川公園一帯での音楽中心の新開地音楽祭が開催されますが
高砂高校ジャズバンド部も14:30過ぎにメインステージで演奏の予定です。
時間のある方は、ぜひ生のライブを聞きにおでかけください。
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