60代の男のつぶやき

60代の男の行きつ戻りつ日記。バツイチオヤジの日常を過ごしていますが、なんて事のない日常を丁寧に楽しみながらの日記です。

5つの約束

2011年08月12日 | 日記
「これをベッドに張っておきなさい」
小学校4年か5年の頃だと思うのですが
父から渡された画用紙には、マジックペンで書かれたのは5つの約束事。
何が書かれていたのかは、4つはもう忘れたが1つだけ覚えている

※泣かない事

紙に書かれたのは、私が泣いてばかりいたからだろうと思う。
何故泣いたのだろうか、何故、紙に書かれるほど泣いたのだろう。

想像するに、姉にいじめられたか、母や父に叱られたかだろう。
姉はともかく、私は父や母に叱られるほどのヤンチャではなかった。
悪い事もせず、言いつけを守り、面倒もかけなかったはずである。
我ながら内向的な静かな子供であった。
それが彼らの大きな不満であったのは子供ながら感じていた。
おおらかで体が大きく破天荒な弟はいつも褒められていた。

泣くのは、父と母が泣かしていたのではないか?
姉との兄弟喧嘩ではないか?
と思ってしまう。
今の私なら、誰が泣かしてんだよ!
自分で泣かせておいて言われたくないね
って言い返すのですが、昔の私は何も言えず
その嫌な事5つもかいてあるその紙を、
言いつけどうり嫌々2段ベッドの壁に貼りました。

不思議です。人間そんなに泣く事あるのでしょうか。
少なくとも我が子にはそんな思いを持ちませんでしたから
私の子供は私のように、泣き泣き育った訳では無いと思います。
もちろん叩いたり泣かせて育てた訳ではありません・・・・
子育てに成功したかどうかは別にしてですが。

私と同様に紙を貰った姉は、その紙を捨てていました。
女性は根性が違うね!
コメント
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