昨日の結城紬の羽裏を見つけてきました。
この生地で羽織を作るつもりです。
さつき待つ花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする
古今和歌集の詠み人知らず 夏の歌です
(釈文)五月を待っていた橘の香りを嗅ぐと
昔に恋した人の袖に焚き染められた香りがして
懐かしい気持ちになることよ
なぜ「さつき待つ」を取り上げたかというと
羽織を新調しようと羽織の裏地を探していて見つけた生地
扇面の絞りの地に、
お茶の棗と「さつき待つ」の歌が仮名書きされているのです
めでたい柄にするか、絞りにするか、総柄にしようかと
悩んでいたのですが、棗に仮名書で決めました。
それがこれ

粋な人は裏地に凝るそうですが
分かるような気がしました。
ちょいとお気に入りです。
羽織になったら意外に良いかも知れません。
この生地で羽織を作るつもりです。
さつき待つ花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする
古今和歌集の詠み人知らず 夏の歌です
(釈文)五月を待っていた橘の香りを嗅ぐと
昔に恋した人の袖に焚き染められた香りがして
懐かしい気持ちになることよ
なぜ「さつき待つ」を取り上げたかというと
羽織を新調しようと羽織の裏地を探していて見つけた生地
扇面の絞りの地に、
お茶の棗と「さつき待つ」の歌が仮名書きされているのです
めでたい柄にするか、絞りにするか、総柄にしようかと
悩んでいたのですが、棗に仮名書で決めました。
それがこれ

粋な人は裏地に凝るそうですが
分かるような気がしました。
ちょいとお気に入りです。
羽織になったら意外に良いかも知れません。