最後のPKはあっけなかったですが、非常に楽しめたワールドカップでした。
ドイツを下して盛り上がれば、負けて急降下、そしてスペインに勝った歓喜。
今度こそ悲願の8強だと思いきや、またしても敗退。
ジェットコースター以上の昂奮だったと思います。
十分に楽しめましたね。
ネットで、選手や監督を批判する人たち、一般だけでなくサッカー関係者でもいるようですが、
本当に下劣な人たちです。
実力以上に、頑張ったと思いますよ。
ただ、惜しむらくは8強への思いが強すぎた。
一戦一戦、勝つことに集中していけば、活路はあったのでしょう。
PK練習をしないで、その戦術も考えていなかったのは、びっくりしましたが、
それも8強への思いが強すぎたポカでしょう。
今回の代表は、海外で活躍する選手ばかりで、これまでとちがってなじみがありませんでした。
若い選手たちをまとめ、実力上の結果を得た森安監督は、見事というしかありません。
結果を見て言えることですが、大迫と原口は連れて行って欲しかった。
森口監督の戦術は見事でしたが、相手に研究されていました。
それをかわし、相手を混乱させるために、もう一つオプションがあればよかった。
コスタリカとクロアチアに出して目先を変えれば、
結構楽に試合が運べたのではないかという気もします。
森安監督は、真面目で理詰めの監督ですが、もう一つ「ふら」、
つまり戦略があればと思うのですが、無い物願いでしょう。