浦和レッズが、ＡＣＬで中国チームには勝てる理由

もっかＪ１で降格争いにあるレッズですが、ＡＣＬでは勝ち進んでいます。
Ｊ１の強豪、鹿島、広島、川崎が、早々と敗退する中、何故アジア、今回は中国相手では勝ち抜けるのか、その理由はわかりやすいですね。

Ｊ１では、相手チームの研究が徹底的になされています。
現在の浦和の欠点は、得点元が一人しかないこと。
つまり、興梠のみおさえれれば、得点の可能性はほとんどなくなります。

得点力がないのに、強いチームだと思い込みが強く、自分たちでボール支配するゲーム運びをします。
相手チームとすれば、ボールを持たれていてもあわてず必要がなく、攻撃されても、興梠をマークすればすみます。
レッズが、自軍に攻めてきたときに、ボールを奪って、カウンターに行けばいいのです。

もともと、レッズは守備力で強くなってきたチームです。
一人のストライカーの力で得た貴重なゴールを守り抜く、それで上位に食い込んできました。
ところが、チームが広島化したことで、ボール支配のみこだわる戦い方になってしまいました。

それに対して、中国のチームは攻撃的です。
ＦＷにブラジルなど、外国人選手を主軸にして、攻めてきます。
こういう戦いをしてくれると、レッズ本来の守備的サッカーが目覚めてくるわけです。
昨日の戦いは、まさにつぼにはまった勝利でしたね。

問題は、Ｊリーグでも同様の戦い方ができるかです。
強豪たちとの連戦となりますが、今回の広州戦を手掛かりにして、かつての戦い方を取り戻せればいいのですが、、、