眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

睡眠障害とうつ

2007-01-25 | うつとの付き合い方
うつ症状の人は、ほとんど睡眠障害に悩まされています。
うつと睡眠障害は、卵が先かニワトリが先かの議論と似ています。

つまり、うつになると睡眠障害になるのか、
それとも睡眠障害になってうつ症状が現れるのか、
はっきりわかりません。

うつの症状として、早期覚醒などの睡眠障害があります。
早期覚醒とは、寝入っても早朝4時とかに目覚めてもう眠れないことです。

また、非常に仕事が忙しく,毎日午前様となり、睡眠時間が少なくなると
うつの症状が現れます。
過労自殺などの場合の多くが、この睡眠不足からのうつが原因です。

もっとも、早期覚醒については、年齢を重ねると若いときのように十分な睡眠が取れなくなります。
朝の4時5時に起きる老人は珍しくありません。
そもそも、1時間半程度の睡眠で活躍している社長や科学者もけっこういます。

だいたい4、5時間眠れれば、人の生存には十分な睡眠なのです。
もちろん、日中ぼうっとして仕事がはかどらないと言うこともあります。
若い頃十分な睡眠を取れた頃に比べて、自分の仕事に納得がいかなくなります。

こうしてうつになるのは、完全主義者に多く見られます。
いわゆる真面目な人ほど,うつになりやすいわけです。
こうして仕事を休むようになると、職場に行きづらくなるし、日中頭を働かせていないのでますます眠れなくなります。

こうした悪循環を断ち切るには、気分のすぐれない、頭もあまり働かない自分を受け入れることしかありません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。