いつも楽しみにしている愛知県美術館で開かれる一水会展。
昨日、見てきました。
今年は例年よりも多くの作品が展示され、時間切れで、心ゆくまで見れなかったのが、ちょっぴり残念でしたが。
私の印象に残った作品です。
伊藤勉さんの 「 プロローグ 」 。
バイオリン弾きの20を超えたばかりの女性が、遠くに望まれる川やビル群をバックに橋の歩道と車道の区切りでしょうか、腰かけています。
これからのストーリーをあれやこれやと考えさせられる作品でした。
白河真司さんの 「 3重の塔 」 。
面白い構図というかパースペクティブですね。
塔を囲む空気のそよぎも素晴らしいと思いました。
新美淑子さんの 「 花(作品A) 」 。
あったかい熱気を感じます。
赤と紫をベースに、肌色の画面右側の縦線が、あたたかな空気を演出しています。
太田智栄子さんの 「 穏やかな朝 」 。
木箱の上に並んだタマネギが8個。
とってもうまく、あの薄い、ひらひらとしたタマネギの皮を表現してみえると思います。
手前にあるタバコと灰皿も、きっちりとした画のイメージを際立たせています。
菅沼正則さんの 「 雪の日 」 。
ただただ綺麗で、清涼感が溢れています。
雪の日の小川の両側に繁る葦の枯れ草。
芝教純さんの 「 夕立の日 」 。
遠くに見える田園と山。
手前に大きくたたずむ美少女。
水の上に座り、ビニルのゴザのような片々に美少女は身を任せています。
そして、いつも私が注目している外山順子さんの 「 華 」 。
昨年までのお面をかむった人形でしょうか、人でしょうか、ちょっとおどろおどろしい雰囲気とは違います。
金屏風をバックにした陶磁製の壺と、こげ茶のハチスが二ついます。
花模様があしらわれた古色豊かな布。
描かれた物たちの質感は、どれをとっても、そこに実際の物があるようです。
次から次へと情感が流れ巻くような構成は、外山さんの美に対する息吹を身近に感じれて、見る私を幸せな感じに包みます。
昨日、見てきました。
今年は例年よりも多くの作品が展示され、時間切れで、心ゆくまで見れなかったのが、ちょっぴり残念でしたが。
私の印象に残った作品です。
伊藤勉さんの 「 プロローグ 」 。
バイオリン弾きの20を超えたばかりの女性が、遠くに望まれる川やビル群をバックに橋の歩道と車道の区切りでしょうか、腰かけています。
これからのストーリーをあれやこれやと考えさせられる作品でした。
白河真司さんの 「 3重の塔 」 。
面白い構図というかパースペクティブですね。
塔を囲む空気のそよぎも素晴らしいと思いました。
新美淑子さんの 「 花(作品A) 」 。
あったかい熱気を感じます。
赤と紫をベースに、肌色の画面右側の縦線が、あたたかな空気を演出しています。
太田智栄子さんの 「 穏やかな朝 」 。
木箱の上に並んだタマネギが8個。
とってもうまく、あの薄い、ひらひらとしたタマネギの皮を表現してみえると思います。
手前にあるタバコと灰皿も、きっちりとした画のイメージを際立たせています。
菅沼正則さんの 「 雪の日 」 。
ただただ綺麗で、清涼感が溢れています。
雪の日の小川の両側に繁る葦の枯れ草。
芝教純さんの 「 夕立の日 」 。
遠くに見える田園と山。
手前に大きくたたずむ美少女。
水の上に座り、ビニルのゴザのような片々に美少女は身を任せています。
そして、いつも私が注目している外山順子さんの 「 華 」 。
昨年までのお面をかむった人形でしょうか、人でしょうか、ちょっとおどろおどろしい雰囲気とは違います。
金屏風をバックにした陶磁製の壺と、こげ茶のハチスが二ついます。
花模様があしらわれた古色豊かな布。
描かれた物たちの質感は、どれをとっても、そこに実際の物があるようです。
次から次へと情感が流れ巻くような構成は、外山さんの美に対する息吹を身近に感じれて、見る私を幸せな感じに包みます。