クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

会期中描き続け、日々変化する みやもとめぐみさん の展示

2015年02月21日 20時36分06秒 | 美術展
3つの壁面を連なる画布いっぱいに、赤色、白色の流れ出す塊が綿々と繋がります。
会期の2週間をかけて描き続けるという画家のみやもとめぐみさん。
DM案内葉書に意志表明された『会期中、白い空間いっぱいにドローイングし続けます。日々、変化する展示です。』の通り、画家は絵筆いっぱいに絵具を含ませて、たおやかに筆を進めます。

赤と白の文様から「これは、あなたの心臓ですか? それとも心の襞なんでしょうか?」と画家に尋ねる私。
画家の応えは『肉なんです。私は肉が好きなんです。』

「ほぉ~、赤身と白身ですか? 描いた肉からあなたがパワーを受け取るのか、それともあなたのパワーを吐き出しているのでしょうか?」
『そうですね、私のエネルギーを表現しているんです。』
「ぉぉ、そうですか。あなたのエネルギーをいっぱい感じて欲しいってことですね。」
てなふうに会話は続きましたが、確かに心地よいリズムに裏打ちされた強い力感で描き出される赤と白の塊が創り出すうねりは、画家のもつ天性の気質からくるものなんでしょうか。

「drawing みやもとめぐみ」は、3月1日まで名古屋市中区錦1丁目のギャラリー名芳洞で開催中です。
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100人の作家の合同展

2015年02月21日 20時18分34秒 | 美術展
「冬季ミニチュア100人展」と銘打った展覧会が名古屋市中区錦1丁目のギャラリー名芳洞で開かれています。
ギャラリー名芳洞に馴染みの深い作家の作品が一堂に会した会場では、それぞれの作家の個性が発する気合いが、お互い手を取り合ってより大きな美を強い振幅で奏でているようです。
工夫を重ねられた作家一人一人の表現技法によって、100通りのマチエールが画家と対象との境界線を鮮やかに彩ります。
色と、そして風と、画家の吐息の流れ出す先に、すぅーっと輝く稜線の連なりが見えます。

「冬季ミニチュア100人展」は、3月1日までギャラリー名芳洞で開催されています。
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桃色の梅が咲きました

2015年02月21日 19時51分27秒 | ○○○の花が咲きました
今日は2月21日、桃色の梅が咲きました。
3月2日、2月23日、3月2日が過去3年間の桃色の梅の開花日。
この4年では、今年が最も早い開花になりました。
寒い寒いと思っていたこの冬ですが、雪がたくさん積もることがなく、全体では温暖だったってことかな。
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