3つの壁面を連なる画布いっぱいに、赤色、白色の流れ出す塊が綿々と繋がります。
会期の2週間をかけて描き続けるという画家のみやもとめぐみさん。
DM案内葉書に意志表明された『会期中、白い空間いっぱいにドローイングし続けます。日々、変化する展示です。』の通り、画家は絵筆いっぱいに絵具を含ませて、たおやかに筆を進めます。
赤と白の文様から「これは、あなたの心臓ですか? それとも心の襞なんでしょうか?」と画家に尋ねる私。
画家の応えは『肉なんです。私は肉が好きなんです。』
「ほぉ~、赤身と白身ですか? 描いた肉からあなたがパワーを受け取るのか、それともあなたのパワーを吐き出しているのでしょうか?」
『そうですね、私のエネルギーを表現しているんです。』
「ぉぉ、そうですか。あなたのエネルギーをいっぱい感じて欲しいってことですね。」
てなふうに会話は続きましたが、確かに心地よいリズムに裏打ちされた強い力感で描き出される赤と白の塊が創り出すうねりは、画家のもつ天性の気質からくるものなんでしょうか。
「drawing みやもとめぐみ」は、3月1日まで名古屋市中区錦1丁目のギャラリー名芳洞で開催中です。
会期の2週間をかけて描き続けるという画家のみやもとめぐみさん。
DM案内葉書に意志表明された『会期中、白い空間いっぱいにドローイングし続けます。日々、変化する展示です。』の通り、画家は絵筆いっぱいに絵具を含ませて、たおやかに筆を進めます。
赤と白の文様から「これは、あなたの心臓ですか? それとも心の襞なんでしょうか?」と画家に尋ねる私。
画家の応えは『肉なんです。私は肉が好きなんです。』
「ほぉ~、赤身と白身ですか? 描いた肉からあなたがパワーを受け取るのか、それともあなたのパワーを吐き出しているのでしょうか?」
『そうですね、私のエネルギーを表現しているんです。』
「ぉぉ、そうですか。あなたのエネルギーをいっぱい感じて欲しいってことですね。」
てなふうに会話は続きましたが、確かに心地よいリズムに裏打ちされた強い力感で描き出される赤と白の塊が創り出すうねりは、画家のもつ天性の気質からくるものなんでしょうか。
「drawing みやもとめぐみ」は、3月1日まで名古屋市中区錦1丁目のギャラリー名芳洞で開催中です。