クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

作家の長年に亘っての研鑽が生む美がいっぱい、「HEKINANから それぞれのスピリッツ展Ⅷ」

2016年12月23日 20時25分59秒 | 美術展
「HEKINANから それぞれのスピリッツ展Ⅷ」を見てきました。
碧南市藤井達吉現代美術館で行われている本展は、案内チラシによると『藤井達吉の創作魂を継承する碧南在住・出身または賛同する作家の展覧会』。
総勢18名の作家の絵画、工芸、陶芸、石彫り、家具、立体、小原和紙と多種多様な作品が展示されています。

全ての作品に作家の長年に亘っての研鑽が生む美がいっぱいで素晴らしいのですが、私が特にいいなと思ったのは。

岡田つき江さんの『万仏唱和』。
1万以上もの表情が少しずつ違う仏さまの顔が並び、まさに唱和の声が厳かに聞こえてきます。

和田哲也さんの『合掌観音』。
実にこれ以上ないという優しいお顔の観音さん、一緒に合掌してきました。

竹田美栄子さんの『風を感じて』。
微妙な碧南の風の動きを掴んだ幽玄な世界。

この展覧会、最初の作品は左から右へ展示してありますが、途中の作家で右から左の展示もあります。
作家ごとの作品の塊はすぐにわかりますから、一つ一つの作品にかける作家の創作魂と、作品群として全体の作品にかける作家の創作魂が二重に楽しめます。

「HEKINANから それぞれのスピリッツ展Ⅷ」は、碧南市藤井達吉現代美術館で25日(日)まで開催中です。

トップの写真は、藤井達吉現代美術館の帰りに寄った海徳寺の山門の仁王さんです。
ちなみに、このお寺さんのご本尊は平安時代に造顕された丈六の阿弥陀如来坐像で、国の重要文化財です。
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白日会中部支部 第6回小品展で現わされる豊かな表情

2016年12月23日 19時24分40秒 | 美術展
素晴らしい絵画が並びます。
小品故に、近づいても気圧されることなく、じっくりと絵画と対することができます。

絵画とお話をする、つまり画家とお話をするのが私の楽しみ。
皆さんの確かな筆さばきから生まれる、豊かな表情を楽しんできました。

トップの写真は、大泉雄一さんの「サンタナ」です。
皆さんの絵画作品を斜めから撮影し、更に勝手にトリミングしています。お許しください。

「白日会中部支部 第6回小品展」は、愛知県美術館で25日(日)まで開催中です。



杉若秋津さんの「ブルーモスク」

高井昌子さんの「残照(夏)」

小林克敏さんの「風に吹かれる」

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踵がズルッ

2016年12月23日 18時37分40秒 | 日記
今日の朝、起きてからのルーチン動作で顔を洗った後、廊下に出ようと開き戸の下枠の端っこに踵の端っこが乗り、ズルッと落ちた。
下枠の高さは2cmもないのに、それでもちょっぴり肝を冷やします。
こんな初体験は、大きな事故に注意の警告としましょう。
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