クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

琵琶湖のコハクチョウに会いに行ってきました

2023年03月05日 18時44分34秒 | コハクチョウ
昨日は、前から一度行きたいと思っていた琵琶湖のコハクチョウに会いに行ってきました。
ネットで過去の日にち別のコハクチョウ数を調べると、まだ100羽以上のコハクチョウが居そう(?)です。そんな姿を色々と想像して車を走らせます。目指すは長浜市湖北町の湖北野鳥センター。朝、8時ちょい前に出て、途中1回の休憩でジャスト2時間。
湖岸道路からはコハクチョウの白い姿がみえます。車を停めて、湖岸道路へ。
いますいます、でも5羽です。先に来ていた人(名古屋から来たという40歳くらいの男性)の話によると、その人が着いた30分も経たない前に、飛んで行く姿を観たと。そしてその一団は、(野鳥センターで聞いた話として)近くの田んぼに行っているのではとのこと。
10分程その場でコハクチョウを観た後、私は野鳥センターに向かいます。係の人から、色々と聞きました。
『コハクチョウは、昨日まで概数で300羽居たのだが、その内200羽が朝早く北帰行した模様。残った100羽も先ほど、田んぼに向かった』
ぅぅ~~ん、そうでしたか。1日違いで残念でした。と、そうこう話を聞いているうちに1羽、湖岸に戻ってくるのを係の人がすばやく見つけ教えてくれます。6羽になりました。
私は、持って行った地図のコピーを広げて、「田んぼの位置は、この地図のどの辺りか教えてください」すぐに明快な回答。『この辺りだけど、今日実際に確認したわけではないので、居ないかもしれません』
「(事前に調べていったコハクチョウ観望第二候補の)早崎ビオトープには、居ませんか?」『今日、南から飛んできて北に向かったのもいるから、いないかもしれません』
「例年の北帰行より、今年は早いんでしょうか?」『いえいえ、例年もこのぐらいの時期に北へ飛んで行きます。ただ今年は、“北帰前行動” があまり見られませんでした』
「北帰前行動とは?」『コハクチョウは、北に帰る前の1週間ぐらいは、日中の田んぼ行きは控えるんです。ずっと湖に居ます。やはり、置いてきぼりをされるのが、嫌なんでしょうね』
うんうん、なるほど、コハクチョウの知見が膨らみます。

とりあえずコハクチョウ観望の第二候補の早崎ビオトープに向かいました。残念ながら、コハクチョウはいません。代わりにトンビが大きな木の枝にいっぱい留まっていました。
次に、教えていただいた田んぼはこの辺かなと、車をゆっくり動かしながら探しました。時々、白い鳥の姿が見えドキッとしますが、サギです。
田んぼでの探訪は諦めて、最初行った湖岸に戻ると、なんとコハクチョウの数は増えています。20羽程居そうです。私が湖岸に着いてから3羽が飛んできて湖面に降りました。これで23、4羽程になりました。

そうこうしていると、長くて太い立派な望遠レンズを装着したカメラを抱えた女性が私の近くに来ました。思わず訊いてしまいました。「大きなレンズですねぇ。何mmですか?」『これは、500』なんと500mmの単焦点レンズ。憧れのレンズです。『あなたのは、600mmでしょう。私の亭主とおんなじだね』と、私のカメラのレンズを見て。
なんでも昨日は、『とどめを差すために来た』とのこと。『もう、今日は1羽も居ないと聞いたから、見に来た』と言います。
詳しくお伺いすれば、毎日この場所にご主人と一緒に来てコハクチョウの写真を撮ってるのだそうです。東近江市から、毎日1時間半かけて。すごい情熱ですね。

トップの写真は、最初の5羽。


田んぼで見かけたサギ。湖岸に戻ってから飛んで来た3羽。最後は20数羽で、賑やかに。

コメント
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