蝶鳥徒然2

自宅周辺で昆虫や鳥達などの自然を撮影

文一総合出版の図鑑

2022-07-06 17:28:51 | 日記

台風崩れのお天気で撮影に行けないので最近購入したタマムシハンドブックなど紹介。

文一総合出版の小さいハンドブックは結構領域を絞ったものが多く出版されているので愛用している。

手持ちのハンドブック

最近購入したのはタマムシハンドブック。いつも北隆館や世界文化社の昆虫図鑑の甲虫編でもなかなか検索しにくいグループはこれらのハンドブックでかなり重宝している。これで判別つかない時はほぼギブアップ?タマムシ類も小型のものはいつも難航していたがこの本で結構識別可能かと思う。

一番使っているのは個人的な趣味もあるが下の4冊。ハムシはなかなか難しいが、オトシブミなどはほとんど同定できる。テントウムシも小型のものはこれでも難しい。今後タマムシに期待?石垣島で見たタマムシはこれで確認できた。

この出版社のポケット図鑑の日本の昆虫1400の2冊も身近な昆虫はかなりの確率で見つかるので重宝している。種類が多いものはこれで近そうな科に絞っておいてネット検索して確かめている。特に種類の多い蛾などはこの方法を使っている。

 


V-FETアンプ再生・・一部修正

2022-03-01 20:39:42 | 日記

今日は元同僚の葬儀で久しぶりに電車に乗った。寂しいものがある・・・

昨年物置から引っ張り出して音出ししたV-FETのアンプを再度音出しした。まだちゃんと動いていたので、少し配線を整理し直して夕方にもう一度音出ししてみた。現在使っている3極管シングルアンプとはかなり違う音で・・・耳の老化前には、真空管に比べて高域が綺麗に聴こえていた記憶がある。それで真空管アンプは物置に収納してこちらをメインにしていた。この頃(40年前くらい)には長岡式FE−203の20cmバックロードホーンスピーカーにヤマハのホーンツイーターの組み合わせとダイレクトドライブのレコードプレーヤーにMCカートリッジと真空管イコライザーシステムをメインで使用していた。この頃の写真が出てこないかと探してみたが見つからず。

日立の2SK134,2SJ49という組み合わせで、ジャンク品のトランスなど有り合わせで作ったもの。ケースも流用で今でも音が良ければ組み直そうと思っていたが・・・思案中。取り敢えず音を出してみたいということで、当時音がいいと言われていた356というFETトップのOPアンプを使ったので簡単に音出しはできた。バイアスも当時ゼロバイアスと言われていた方式でA級動作に近い電流を流すので、電源を強化するために大型のカットコアのジャンクのトランスを使った記憶がある。回路図は行方不明なので、結局今回も手直ししないで使った。負帰還の塊のOPアンプを使うなんて邪道だと当時先輩からはかなり強く言われたので真似しないでください?

中の状況

FET

前段と電源まわり

前面

そのうち真空管アンプと切り替えて音を聴き比べたいと思っているが。

追記(3月20日):真空管VT-52Sアンプと繋ぎ変えながら音出ししてみたが、こちらの方が少し賑やかな雰囲気といった感じ。真空管の方が静かなので、まあ今となってはどちらが好きかという問題。とりあえず居間はこのまま真空管で使用し、FETは作業部屋のBGM用として使おうと思っている。

 


お寺へ

2021-12-05 10:14:53 | 日記

昨日は朝から一日かけてお墓参り。コロナが落ち着いている間にと、2年ぶりにお墓参りに行った。

庭のあずまやで休んでいると、次々と観光客が現れて、名所案内?のパンフレットを見ながら広重のお墓の場所を探していたので、久しぶりに帰りに覗いて見た。持っていたTG-6の設定ミスで低解像度のスナップ。昔は浅草にあったお寺だが都市計画?で竹ノ塚に引っ越してきたので、当時からあったものかもしれないが・・私が小学生の頃の話なので親からは何も聞いていない。そのうち御住職にいわれなど伺ってみようとは思うが。

あずま屋の壁にあった古い板に何か書いてあるが読めなかった・・・


不安な日々で・・自宅巣篭もり中

2021-08-14 14:18:58 | 日記

コロナ爆発的感染拡大の中、秋雨前線?停滞で線状降水帯発生が続き、水害も発生。これから先もこんな状況が続くのかと・・・我々団塊の世代は変動の最中を生きるのが宿命か?などと思ったりもするが、いずれ良い方向を見出すことにして・・・

こんな時なので自宅で工作に励む。以前から志賀昆虫の吸虫管をなんとなく2本持っていたがあまり使うこともなく置いていた。先日ネットで何気なく眺めていたら電動吸虫管なるものを自作する記事がいくつも載っていてイタク刺激され、色々検討して材料を購入してあった。

今日早速、電動クリーナーの先にゴム栓をつけて、そこに取り付けるパイプを探してみた。文房具で、色鉛筆のシャープペンシルを持っていて、その替え芯を入れるケースがちょうど吸虫管のビニールパイプを取り付けるのに良い直径だったので、それをゴム栓の中央に穴を開けて取り付けた。

吸虫管の本体は皆さんが使われている遠沈管の50mlのものが実は志賀昆虫の吸虫管の本体と内寸が同じ樹脂製のビンなので加工せずに取り付けられる。

出来上がりの吸虫管。使ってみたが音が大きい割には吸引力が弱めなので後日改良予定だが、とりあえずは庭で小さなアリなどを吸うことはできた。

遠沈管は50本入りだったのでどうしようかと思ったが、孫の昆虫採集に使えばいいかと思い直した。しばらく使ってみて色々と改造したくなると思うので後でまとめて改造しようかと思っている。とりあえず2本あった志賀昆虫の吸虫管のガラス瓶は1本は遠沈管の樹脂製ビンに変えて使うと遠沈管だけその都度交換してキャップを閉めておけば、何種類も分離して保管できるのでこれはこれで使えると思った。

今回は工作といってもゴム栓にパイプを通す穴を開けたことと、志賀昆虫の吸虫管のビニールパイプを短く切って繋いだだけで終了。お天気が少し良くなったら近所の小川の土手にでも採集に行ってみよう。


自粛生活・・・蝶の図鑑の紹介

2021-08-12 09:48:53 | 日記

先日トンボの図鑑を載せたので今回は蝶の図鑑など。好きな蝶なのでついつい買ってしまって並べてみたらテーブルが一杯。これでもだいぶ処分しているはずなのだが・・・

まず、一番よく使っているのは 誠文堂新光社 フィールドガイド 日本のチョウ。撮影旅行には持ち歩いている。

2019年に改訂版が出たので買い直した。

浅間山系に高山蝶の撮影に行くことが多かったので 信濃毎日新聞社の 信州の蝶 は愛用していた。本当は改定版が出て欲しい本だが購入層が限られるので難しいかな?

これ以外にも地域限定の蝶の図鑑はいくつも出ているが手元に残っているものは以下。定年後に撮影旅行に行こうと思っていくつも買い求めたがいずれも情報が古いのであまり役に立たず購入まで至らなかったものが多い・・・石川県から上京して居ついてしまったので地元の情報が無く、本なども参考にしていたが、現役時代はやはり時間がなかなか取れず思う様に撮影に出掛けられなかった。

蝶やとしては持っていないと・・ということで 2006年学研発行の 日本産蝶類標準図鑑。個体変異など紛らわしい時などに利用していた。分布や食性などについても利用していた大事な本。

隣の1997年東海大学出版会発行の 日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Ⅱ シジミチョウ科 も、ゼフィルス大好き人間としては必需品。

次の本は昭和47年に購入した保育社の図鑑2冊。右の原色日本蝶類図鑑は昭和29年に初版が出たもので学生時代には大変お世話になった愛用図鑑。(沖縄変換前は日本産蝶類も180種くらいだったと思うが、沖縄返還で240種ほどに増えて、いつか撮影に行きたいと思っていた。高校時代は地元中心に120種以上は採集していたと思う。定年後にようやく念願の石垣島中心に撮影に行くことができた)。図鑑の方は、社会人になって写真撮影を始めてすぐに買い直したもの。実は初版に近い横山さんの名文の本を持っていたはずなのだが・・見つからず。

生態図鑑の方もトンボと蝶とカミキリ編が出て3冊とも購入している。今となっては生態写真の印刷も画質も悪いが、生態写真が少なかった時代で自分にはかなり刺激になった。

次の本は私の大好きな日本産ゼフィルス全25種を撮影した素晴らしい本。何度も眺めていつか自分も撮影したいと刺激された本。1998年株式会社クレオ発行の ゼフィルスの森 。蝶大好きな方に何冊か購入してプレゼントした覚えがある。

もう一つは 昭和60年保育社発行の 日本の高山蝶 。絶版になっていたので古書店から購入。会社時代の同僚の渡辺さんの弟さん(康之さん)が撮影された大作。数年前にブータンシボリアゲハの再発見の番組でも拝見し、後日、国王から東大に寄贈された標本を見に行きました。

撮影に行けない時に眺めている図鑑以外の本もたくさんあるが・・・大半は処分してしまった。早く普通に撮影に行ける日が来ることを願って体力維持に努めようと思っている日々です。当分自粛生活です・・・