「大人はマンネリ化した気になってモノを見ているから、
驚きや刺激が減ってしまう。
刺激が減るから、印象に残らずにまるで記憶力が落ちたかのような
錯覚を抱くようになる。。。。
ですから、脳の機能が低下しているかどうかということよりも、
まわりの世界を新鮮に見ていられるかどうかということのほうを、
ずっと気にしたほうがいいでしょう。
生きることに慣れてはいけないんです。
慣れた瞬間から、まわりの世界はつまらないものに見えてしまう。
慣れていない子供のような視点で世界を見ていれば、
大人の脳は想像以上に潜在能力を発揮するんですよ。」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
日本の書店で買った、池谷裕二さんと糸井重里さんの対談本「海馬 脳は疲れない」を
新幹線の中で読み始めて最初に心に留まった言葉でした。
今日は暖かく、気持ちの良い一日でした。
もうすっかり春です。
「自然は美しいから美しいのではなく、愛するから美しいのです」。。。
2009年に99歳で亡くなられた絵本画家、熊田千佳慕さんの言葉です。
あの猫のしっぽのベニシアさんも確か同じようなことを仰っていたと思う。
「幸せ」というものは心のもちようだと、つくづく感じます。
シロザクラと勝手に名付けていますが、
本当は「Pear Blossom Tree」という名前の木です。
毎年春になると甘い香りを放つ白い花でいっぱいになり、
桜のようにあっという間に散ってしまいます。