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アニメのブームはドラマや映画に比較してどのように違うのだろう?
きっと、アニメにはドラマや映画のような実際の人間としての配役を登場させていないのが根本的違いだ。
アニメに登場するのは姿なき声優であるから、声だけでは実際のアニメキャラクターへの関心度を超えることはない。
目に見えるもの、その効果は瞬間的スピードで視聴者の脳に刻み込まれる。
その点で、アニメとはキャラクターの個性観は製作者と視聴者の同等な空想を狙ったイメージ効果であるから、キャラクターの個性像を連想するとともにアニメ全体のシナリオ設定が勝負を極める。
つまり、アニメはドラマや映画に比較して、いかにシナリオの簡潔さを印象付ける明快さが極めて重要であるといえるだろう。
ところで、ドラマや映画のアニメ化はたくさんあるが、逆にアニメのドラマや映画化はあまりなさそうだ。
それぞれの業界がそのジンクスを物語っているように思う。
そのように考えると、ドラマや映画とは何であるのか?
役者とはキャラクターではない、芸能を仕事として選んだ実際の個性ある人間なのだ。
個性を出し切れる役者が人間として仕事を超えているといえそうだ。
アラン・ドロンさんが今月19日、第72回カンヌ国際映画祭で名誉賞を獲得した。
ドロンさんは、1963年に最高賞に輝いた映画「山猫」などに出演したが、同映画祭での個人の受賞は、これまでなかったそうだ。
https://www.sankei.com/world/news/190520/wor1905200001-n1.html
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