稲田朋美氏が防衛相になったな。
いや、別に悪いこっちゃないんだけどな。中韓が嫌がるのはわかるんだけど。アメリカも嫌がるんじゃないかなぁとか思ったので。よく、よりによって防衛相にできたな…。アメリカは、今ホントに手一杯で、日本なんかにかまけている暇はないのかもしれないな。
さてと。話は変わる。
【産経】米慰安婦像訴訟2審も敗訴 ロス近郊の日系人住民ら
http://www.sankei.com/world/news/160805/wor1608050016-n1.html
こーゆーのを見ると、「アメリカの正義」というものに疑問を覚えるし、腹立たしい。正しい事が、国際社会を見れば正しいとは限らない。
ちなみに。この訴訟を起こさない方が正解なのかと言うと、そうではない。これでも大きな進歩なのだ。以前まで、この手の訴訟をアメリカで起こそうとしても、スラップ訴訟と判断されて、却下されていた。
法の正義なんて、あるものか。あるのは為政者の定めたルールの中での勝敗だけである。日本は敗戦により、「負け組」に組み込まれたのだ。その事実がそもそも重い。
中韓の反日プロパガンダに抗う日本人というのは、アメリカの目線からすれば、自らが定めた戦後秩序へのレジスタンスと受け止められ、きっとうっとおしいに違いない。あきらかに日本の言い分が理にかなっているだけに、より腹立たしいだろう。
これも、俺は常々主張するが「正論は誰も幸せにしない」を地で行く行為なのである。アメリカからすれば。
日本人からすれば、これはモロに冤罪である。故に感情論的には飲み込むことはできない。
ところで。よく中国、韓国は日本に対し歴史問題において「ドイツを見習え」というが、ドイツはこの屈辱を飲み込んだのである。どうやったかと言うと、「私達ドイツ人も、極悪非道なナチスドイツに支配されていた被害者です」と言って、一緒になってナチスを糾弾する事にしたのだ。
おかげで、功罪あるナチスドイツは、「罪」の部分しか語る事を許されない。そして、ドイツは謝罪を免れたのである。なぜならドイツは「ナチス帝国」という架空の悪の帝国の被害者という位置づけだからだ。
ああ。うざいな日本人。ドイツを見習えとはよく言ったわ。日本人も、現代日本人と、日本軍を切り分けて、日本軍を糾弾せよっちゅーんやろ?
…マジでクソ食らえである。
さて。じゃあアメリカで、反日訴訟を起こされたら日本は勝てないのか?という話なんだけど。うん。まあ勝てないよね。少なくとも現時点では難しいと言わざるをえない。
でないと、在米日本企業であれば、すべての財産をアメリカ人のものとして差し押さえる事が可能になる、トム・ヘイデン法とかは賛成多数で成立しないよ。この法律はモロに人種差別的だったので、後に憲法審査にかけられて却下されるけど、これがなければトヨタをはじめとした在米日本企業は消滅していただろう。すっごい理不尽だよね。
しかもこれ、戦後まもなくとかじゃないのよ?今、もしかしたら大統領になるかもしれないヒラリー・クリントンの旦那、ビル・クリントン元米国大統領の時代に成立した法律なんだよ。
アメリカは、そういう意味ではジャップに対して人種差別的なのである。
まあ、訴訟で勝てないのは、あくまでも今現在はだけどな。
考えてもみてほしい。昔はスラップ訴訟と判断されて、門前払いだった。土俵にすら乗せてくれなかったのに、今は訴訟で敗訴できるのである。つまり「戦えば勝つことができる可能性がある」ところまできたのだ。
もう少しである。
ちなみに。日本の外務省は日米の外交関係の重要性もあり、この問題を早々に諦め、「君子危うきに近寄らず」を決め込んでいた。正直気持ちはわからないではないが、俺はあえて外務省を無能と罵りたい。ここまでこれたのは、
踏まれても踏まれても伸び続ける強い麦のような、はだしのゲンのお父さんみたいな粘り強さで、アメリカで戦い続ける目良浩一氏のような日本人や日系人がいるからだ。国連での慰安婦問題の誤りを是正する主張をされている杉田水脈さんのような方もいる
【産経・目良浩一の米西海岸リポート】米グレンデール市慰安婦像撤去訴訟の深層とは…米国在住の日本人による渾身の報告
http://www.sankei.com/premium/news/160709/prm1607090018-n1.html
【産経・杉田水脈のなでしこリポート】NYの国連関連イベントで「慰安婦は性奴隷ではない」と訴えたところ…
http://www.sankei.com/premium/news/160406/prm1604060006-n1.html
ほら。もう彼らに足を向けては眠れない。
そして、ネット社会になって、慰安婦や南京事変が米中韓のプロパガンダであるという認識が、一般人にも徐々に広がっている事も大きいのだ。
慰安婦問題は最悪期を逸した。今でもなお十分に理不尽だが、基本的には、今以上にひどくはならない。そう。基本的には。
この予測には前提条件が2つある。1つはアメリカが超大国で在り続ける事。もう1つは、アメリカの対日感情が友好的な状態で維持される事だ。
超大国だからこそ、アメリカで反日訴訟を起こす意味があるのだ。そして、なぜアメリカのご機嫌を伺わねばならないのかと言うと、トム・ヘイデン法を思い出せという事なのである。当時アメリカは日貨排斥の時代で対日感情は最悪であった。彼らの感情を損ねてしまうと、これまで積み上げてきたものが一気に水泡に帰してしまうのだ。
だから日本は、アメリカ人の感情に配慮しながら、もう一方で中韓は信用出来ない相手であるという刷り込みを積み上げていかねばならない。
俺が、日本の所謂「弱腰外交」を評価しているのは、こーゆー観点があるからなのである。日本政府は、少なくとも表面上は、アメリカに対し揉み手を続けていかなくてはならないのである。
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いや、別に悪いこっちゃないんだけどな。中韓が嫌がるのはわかるんだけど。アメリカも嫌がるんじゃないかなぁとか思ったので。よく、よりによって防衛相にできたな…。アメリカは、今ホントに手一杯で、日本なんかにかまけている暇はないのかもしれないな。
さてと。話は変わる。
【産経】米慰安婦像訴訟2審も敗訴 ロス近郊の日系人住民ら
http://www.sankei.com/world/news/160805/wor1608050016-n1.html
こーゆーのを見ると、「アメリカの正義」というものに疑問を覚えるし、腹立たしい。正しい事が、国際社会を見れば正しいとは限らない。
ちなみに。この訴訟を起こさない方が正解なのかと言うと、そうではない。これでも大きな進歩なのだ。以前まで、この手の訴訟をアメリカで起こそうとしても、スラップ訴訟と判断されて、却下されていた。
法の正義なんて、あるものか。あるのは為政者の定めたルールの中での勝敗だけである。日本は敗戦により、「負け組」に組み込まれたのだ。その事実がそもそも重い。
中韓の反日プロパガンダに抗う日本人というのは、アメリカの目線からすれば、自らが定めた戦後秩序へのレジスタンスと受け止められ、きっとうっとおしいに違いない。あきらかに日本の言い分が理にかなっているだけに、より腹立たしいだろう。
これも、俺は常々主張するが「正論は誰も幸せにしない」を地で行く行為なのである。アメリカからすれば。
日本人からすれば、これはモロに冤罪である。故に感情論的には飲み込むことはできない。
ところで。よく中国、韓国は日本に対し歴史問題において「ドイツを見習え」というが、ドイツはこの屈辱を飲み込んだのである。どうやったかと言うと、「私達ドイツ人も、極悪非道なナチスドイツに支配されていた被害者です」と言って、一緒になってナチスを糾弾する事にしたのだ。
おかげで、功罪あるナチスドイツは、「罪」の部分しか語る事を許されない。そして、ドイツは謝罪を免れたのである。なぜならドイツは「ナチス帝国」という架空の悪の帝国の被害者という位置づけだからだ。
ああ。うざいな日本人。ドイツを見習えとはよく言ったわ。日本人も、現代日本人と、日本軍を切り分けて、日本軍を糾弾せよっちゅーんやろ?
…マジでクソ食らえである。
さて。じゃあアメリカで、反日訴訟を起こされたら日本は勝てないのか?という話なんだけど。うん。まあ勝てないよね。少なくとも現時点では難しいと言わざるをえない。
でないと、在米日本企業であれば、すべての財産をアメリカ人のものとして差し押さえる事が可能になる、トム・ヘイデン法とかは賛成多数で成立しないよ。この法律はモロに人種差別的だったので、後に憲法審査にかけられて却下されるけど、これがなければトヨタをはじめとした在米日本企業は消滅していただろう。すっごい理不尽だよね。
しかもこれ、戦後まもなくとかじゃないのよ?今、もしかしたら大統領になるかもしれないヒラリー・クリントンの旦那、ビル・クリントン元米国大統領の時代に成立した法律なんだよ。
アメリカは、そういう意味ではジャップに対して人種差別的なのである。
まあ、訴訟で勝てないのは、あくまでも今現在はだけどな。
考えてもみてほしい。昔はスラップ訴訟と判断されて、門前払いだった。土俵にすら乗せてくれなかったのに、今は訴訟で敗訴できるのである。つまり「戦えば勝つことができる可能性がある」ところまできたのだ。
もう少しである。
ちなみに。日本の外務省は日米の外交関係の重要性もあり、この問題を早々に諦め、「君子危うきに近寄らず」を決め込んでいた。正直気持ちはわからないではないが、俺はあえて外務省を無能と罵りたい。ここまでこれたのは、
踏まれても踏まれても伸び続ける強い麦のような、はだしのゲンのお父さんみたいな粘り強さで、アメリカで戦い続ける目良浩一氏のような日本人や日系人がいるからだ。国連での慰安婦問題の誤りを是正する主張をされている杉田水脈さんのような方もいる
【産経・目良浩一の米西海岸リポート】米グレンデール市慰安婦像撤去訴訟の深層とは…米国在住の日本人による渾身の報告
http://www.sankei.com/premium/news/160709/prm1607090018-n1.html
【産経・杉田水脈のなでしこリポート】NYの国連関連イベントで「慰安婦は性奴隷ではない」と訴えたところ…
http://www.sankei.com/premium/news/160406/prm1604060006-n1.html
ほら。もう彼らに足を向けては眠れない。
そして、ネット社会になって、慰安婦や南京事変が米中韓のプロパガンダであるという認識が、一般人にも徐々に広がっている事も大きいのだ。
慰安婦問題は最悪期を逸した。今でもなお十分に理不尽だが、基本的には、今以上にひどくはならない。そう。基本的には。
この予測には前提条件が2つある。1つはアメリカが超大国で在り続ける事。もう1つは、アメリカの対日感情が友好的な状態で維持される事だ。
超大国だからこそ、アメリカで反日訴訟を起こす意味があるのだ。そして、なぜアメリカのご機嫌を伺わねばならないのかと言うと、トム・ヘイデン法を思い出せという事なのである。当時アメリカは日貨排斥の時代で対日感情は最悪であった。彼らの感情を損ねてしまうと、これまで積み上げてきたものが一気に水泡に帰してしまうのだ。
だから日本は、アメリカ人の感情に配慮しながら、もう一方で中韓は信用出来ない相手であるという刷り込みを積み上げていかねばならない。
俺が、日本の所謂「弱腰外交」を評価しているのは、こーゆー観点があるからなのである。日本政府は、少なくとも表面上は、アメリカに対し揉み手を続けていかなくてはならないのである。
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