【iza】人気沸騰…「加熱式たばこ」 喫煙スタイルを変えられるか?
http://www.iza.ne.jp/topics/economy/economy-9482-m.html
俺が就職したばかりの頃の話になるが…。職場は紫煙で満ちていた。
となりでキーボードを打つ同僚がヘビースモーカーであり、煙草を吸わない俺は、副流煙によって慢性的に頭痛を患っていた。正直、俺は煙草が嫌いである。吸ってる人に対しても、あまり良い印象がもてなかった。
その印象がかわったのが、分煙化が進んでからだった。たちまち世界はクリーンになり、商談とか情報収集とかで喫煙コーナーに足を運ぶ事も、苦痛ではなくなった。煙たいのはその一時だけ、我慢すれば済むからだ。
そのうち、俺が煙草を吸わないとわかると、分別のある愛煙家達は、一言断った上で、実に申し訳なさそうに煙草を吸うようになった。俺は、これにて愛煙家と嫌煙家の立場が逆転したのを感じていた。
俺的には当然の結果である。俺の印象では煙草は害しかもたらさなかった。愛煙家の健康を害するだけならともかく、副流煙は近しい人にも害を与えていた。しかも、フィルターを通さない副流煙の方が、人体に対する影響が顕著であったのだ。こうなって当然だとすら、俺は考えていた。
しかし、その後愛煙家バッシングはとどまるところを知らず。俺は夜間にジョギングに出ると、2階のベランダで蛍のように淡く光る煙草の火をよく見かけるようになり、そして、愛煙家だったうちの会社の社長が、自分も煙草をやめるからという理由で、社内でもそれを機に禁煙を推奨し、そのままビル全体で煙草が吸えなくなり…。
煙草が吸えるスペースは、どんどん減少していった。
で、事ある毎に煙草の値段は上がっていき、家計にとっても重い負担となるわ、タバコ屋は破綻するわ、増税の時も、今後も真っ先に槍玉に上がるわ。
俺はだんだん、愛煙家の人々が可哀想になってきたのであった。
無論、迷惑をかけているノーマナーな愛煙家は存在する。だが俺は、もう彼らを叩く気にはなれなくなってしまった。
行儀正しく煙草を吸うならば、残るのは各自の健康問題だけである。愛煙家だって、生きてていいじゃないか。
なんでもかんでも愛煙家達を叩くのをやめようよ。
そんな風に思っていたら、冒頭紹介の記事の加熱式たばこである。
いや、モノは前から知ってたのは知ってたんだけど。こんないいものだったなんてなあ。知らなかった。
これは、要するに既存の煙草を加熱し、蒸気を吸う煙草なのだ。煙は吸わない。だって燃えてないし。
煙ではないので、有害物質を9割方カットでき、しかも依存症成分であるニコチンは従来通り吸うことができる。むしろ雑味がなく、ロスもなく効率よく吸うことができるのだ。
さらに、副流煙なんてものは出ないので、煙草臭くもならない。吸った人の感想は、そこそこ上々である。
服が臭くならないとか、歯が黄色くならないとか、灰皿がいらない、吸い殻をゴミ箱に捨てれるとか、ニコチンをガッツリ吸えるから1本分の満足度が高いとか。
まあ、煙草を装着するホルダーは重いらしく、くわえ煙草はできないとか、煙草を装着するまでのタイムラグが煩わしいとか、もちろん欠点はあるそうなんだが、これがヒットできれば、間違いなく改善されていく事象である。
煙ではなくなって有害度が低下すれば、むしろ煙草を吸う人口が今後、増えていく可能性も否定できない。これは日本にとって「懸念点」に数えられる特徴だろうが、俺は周囲に迷惑さえかからなければ、後は個人の問題と考える。いいやん別に。
依存度が高く、健康に悪いと判ってても、もう絶対に止められない人にとっても朗報であろう。
これは、人々の健康の為、普及するべき商品だと思う。JTにとってのブレイクスルーではなかろうか。
政府も、弾圧ばかりでなく、こーゆーのの普及の後押しは、するべきじゃないのかな。たまには、煙草の普及に力を添えてみせては如何であろう。
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恋する昆虫図鑑 ムシとヒトの恋愛戦略
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俺が就職したばかりの頃の話になるが…。職場は紫煙で満ちていた。
となりでキーボードを打つ同僚がヘビースモーカーであり、煙草を吸わない俺は、副流煙によって慢性的に頭痛を患っていた。正直、俺は煙草が嫌いである。吸ってる人に対しても、あまり良い印象がもてなかった。
その印象がかわったのが、分煙化が進んでからだった。たちまち世界はクリーンになり、商談とか情報収集とかで喫煙コーナーに足を運ぶ事も、苦痛ではなくなった。煙たいのはその一時だけ、我慢すれば済むからだ。
そのうち、俺が煙草を吸わないとわかると、分別のある愛煙家達は、一言断った上で、実に申し訳なさそうに煙草を吸うようになった。俺は、これにて愛煙家と嫌煙家の立場が逆転したのを感じていた。
俺的には当然の結果である。俺の印象では煙草は害しかもたらさなかった。愛煙家の健康を害するだけならともかく、副流煙は近しい人にも害を与えていた。しかも、フィルターを通さない副流煙の方が、人体に対する影響が顕著であったのだ。こうなって当然だとすら、俺は考えていた。
しかし、その後愛煙家バッシングはとどまるところを知らず。俺は夜間にジョギングに出ると、2階のベランダで蛍のように淡く光る煙草の火をよく見かけるようになり、そして、愛煙家だったうちの会社の社長が、自分も煙草をやめるからという理由で、社内でもそれを機に禁煙を推奨し、そのままビル全体で煙草が吸えなくなり…。
煙草が吸えるスペースは、どんどん減少していった。
で、事ある毎に煙草の値段は上がっていき、家計にとっても重い負担となるわ、タバコ屋は破綻するわ、増税の時も、今後も真っ先に槍玉に上がるわ。
俺はだんだん、愛煙家の人々が可哀想になってきたのであった。
無論、迷惑をかけているノーマナーな愛煙家は存在する。だが俺は、もう彼らを叩く気にはなれなくなってしまった。
行儀正しく煙草を吸うならば、残るのは各自の健康問題だけである。愛煙家だって、生きてていいじゃないか。
なんでもかんでも愛煙家達を叩くのをやめようよ。
そんな風に思っていたら、冒頭紹介の記事の加熱式たばこである。
いや、モノは前から知ってたのは知ってたんだけど。こんないいものだったなんてなあ。知らなかった。
これは、要するに既存の煙草を加熱し、蒸気を吸う煙草なのだ。煙は吸わない。だって燃えてないし。
煙ではないので、有害物質を9割方カットでき、しかも依存症成分であるニコチンは従来通り吸うことができる。むしろ雑味がなく、ロスもなく効率よく吸うことができるのだ。
フィリップモリスインターナショナル(PMI)のCSO(最高科学責任者)、パイチュ氏は「ニコチンには依存性があるものの、病気の主な原因ではない」といい、「有害なのは、ホルムアルデヒド、ベンツピレン、一酸化炭素などの化学物質。これらの成分の多くは、タバコの葉が燃焼する時に発生する」と指摘する。
さらに、副流煙なんてものは出ないので、煙草臭くもならない。吸った人の感想は、そこそこ上々である。
服が臭くならないとか、歯が黄色くならないとか、灰皿がいらない、吸い殻をゴミ箱に捨てれるとか、ニコチンをガッツリ吸えるから1本分の満足度が高いとか。
まあ、煙草を装着するホルダーは重いらしく、くわえ煙草はできないとか、煙草を装着するまでのタイムラグが煩わしいとか、もちろん欠点はあるそうなんだが、これがヒットできれば、間違いなく改善されていく事象である。
煙ではなくなって有害度が低下すれば、むしろ煙草を吸う人口が今後、増えていく可能性も否定できない。これは日本にとって「懸念点」に数えられる特徴だろうが、俺は周囲に迷惑さえかからなければ、後は個人の問題と考える。いいやん別に。
依存度が高く、健康に悪いと判ってても、もう絶対に止められない人にとっても朗報であろう。
これは、人々の健康の為、普及するべき商品だと思う。JTにとってのブレイクスルーではなかろうか。
政府も、弾圧ばかりでなく、こーゆーのの普及の後押しは、するべきじゃないのかな。たまには、煙草の普及に力を添えてみせては如何であろう。
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しかし、吸う側にとっては有害物質を1/10以下にする程度です。「節煙は意味がない」という言葉もありますが、これとどれくらい違いがあるのかは未知数と言っていいと思います。
とはいえ、通常喫煙が喫煙者に目に見える形で害をなすには大体20年くらいはかかります。この器具が果たして愛煙家にとって救いの女神となるか、はたまた何の意味もない物となるか、エビデンスが得られるのはまだまだ先の話となりそうです。
環境原理主義者とか放射脳とかと同じ部類の集まりなんだろう。
私は喘息やらアレルギーやらで、煙草は一切吸わないし煙も苦手だけど、今の雰囲気は凄く変だと思う。可哀想というより、雰囲気が異常だと思う。
しばらく前に、ズウィズターとかいうSF系アニメがあったけど、これも嫌煙主義に染まってて嫌だった。まあ、アニメそのものも駄作だったので別にどうでもいい話かもしれないけど。
まあ、コレが流行るかどうかはまだ未知数ですが。
俺は、流行ってもいいなぁと思っていますよ。で、現段階でも愛煙家達には有益なものかと思ってるので、20年待たずして、なんの意味もないとは思わないですわ。
>んさん
そうですよね。むしろ嫌煙家の方にキチガイ臭があります。それは、ネットとかじゃなく、リアル世界でも同じ。
言葉が届かない感があるんです。
それに人間というのは面白いもので親しい人の煙はあまり気にならないのですが、嫌いな人の煙にはひどく敏感なものなんですよね。