一面の葦の原に曲がりくねった水路が一筋
水彩画教室で描いた絵です。この頃は教室で先生の指示で先生の絵の模写をよくしていました。この絵については、雲の描きかたとか草や水面の筆使い、シャープなところと、草原のグラデーションなどの描き方を観察しながら描きました。風景だけでなく、花や静物、人物も、スタートは先生の絵だったのです。
自分の経験なのですが、絵を描き始めた頃、自分で決めた好きな絵を真剣に模倣したことが一番技術が身に付いたと思います。先生は、気に入ったところは上手に盗めとよく言っておられました。そうするうちに次第に個性が絵に出てくるのでしょうか。