素焼きのまま長期間放置していた透かし彫りの灯りのオブジェを、先日の窯で焼き締め完成させました。
作品の形が大きめだったので、小さい部分を彫るのに大変神経を使いました。当然一日では仕上がらないので、
粘土が乾かないように適度な湿り気を維持する事にも苦心したものです。
集中と根気の連続でしたが、どうにか一箇所も欠損することなく仕上がりました。
LEDライトを中に入れて点灯してみました。LEDの色が派手すぎて、イメージが好みではありませんが、
やっと、完成させることが出来ました。
次の写真は、教室で作った古民家の陶器のオブジェです。
電灯を入れるとどこか懐かしいような暖かい雰囲気になりました。
今年もあと僅かとなりました。
今、来年の2月に開かれる私の所属する日本画グループ展の招待はがきの挿絵を描く事になりました。
4号和紙に金箔を貼った上に描こうと思い立ち、久し振りに道具を揃えての金箔貼りで、緊張の連続です。
息をしただけで金箔に皺が寄ってしまうので、暖房も止め、息も止めて作業をします。
所定の場所に置くときが、やり直しがきかないので一番緊張します。
下衆な話しですが、いま、金の価格が高騰し、10cm四角で一枚170円程です。くしゃみをしただけで
一瞬に飛んでしまします。洋金箔(銅の合金)にすれば良かったと思いつつの作業です。
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