自宅から車で10分ほど走ると大きな川の河口に出ます。付近には人家や工場などもほとんど無く、葦の林が一面に続いています。西には海を隔てて雲仙普賢岳が望め、夕日がきれいな場所でもあります。天気のいい日は吹いてくる潮風が心地よく、時間が止まったような気持ちになります。白さぎを見かけました。
河口の風景 F-4号 日本画岩絵具
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自宅から車で10分ほど走ると大きな川の河口に出ます。付近には人家や工場などもほとんど無く、葦の林が一面に続いています。西には海を隔てて雲仙普賢岳が望め、夕日がきれいな場所でもあります。天気のいい日は吹いてくる潮風が心地よく、時間が止まったような気持ちになります。白さぎを見かけました。
河口の風景 F-4号 日本画岩絵具
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今日まで、退職してから3年半の間に描いた主な絵を日記形式で綴って来ましたが、投稿可能な作品があと残り少なくなりました。毎日一枚描ければいいのでしょうが、私のこんな絵ですので筆が遅く、1枚描くのに相当日数がかかります。
次の絵は1年半ほど前にに県の美術展に応募して、日本画部門で1回目の一席を頂いた作品です。このとき日本画を習い始めて2年ほど。正直、今回もただひたすら入選出来ればいいと思っていましたので、初めて受賞の連絡を受けたとき、しかも最高賞と聞いた時には失礼ながら「嘘でしょう」と言葉に出てしまったほどでした。
絵を描く理由は人それぞれです。皆で和気あいあいと楽しみながら描く人、風景をスケッチすることで旅行の楽しみを倍増している人、ただひたすら描くことが楽しい人、どれも絵の楽しさや充実感をいっぱい受けられていると思います。私はそれらに加えて、美術館に展示して多くの人に見て頂ける絵を描きたいというのが目標でしたので、この時は本当に天から授かったという思いでした。
「夜明けの造船所」 F-80号
進水式に行きました。
この造船所には何度も伺い(夜明けにも行きました)、社長さんから「進水式にいらっしゃい」と招待を頂き、家内と行きました。島の幼稚園児や住人が多数いらっしゃって餅投げなどのイベントもあり、進水式のテープカット、シャンパンの割れるときは自分のことのように感激しました。
後日、私の絵の写真が載った”県美術展の冊子”を持って造船所に伺うと、社長さんと事務員の方が絵を見て大変喜ばれました。
この絵には足掛け1年ほどの物語があるのです。
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手取カトリック教会の裏に建っていた司祭館(木造、大正年代建築)で、この付近は戦時中空襲が酷かった所ですが消失を免れたのです。教会の建物と対で近代化建築に指定されていたと思っていましたが、惜しまれもせず取壊されました。ほかにもこういう木造の文化遺産があるのに、一箇所に集めて移築できなかったのだろうか。一つの建物だけでは迫力は無いですが、時代建造物を多く集めて街を造れば価値が増すと思えるのですが。
取り壊しの噂を聞き、スケッチをしようと思い立ち司祭館を訪れました。シスターがいらっしゃって応対され「来月にも取り壊しです」と言われた。今では忘れ去られ、Webの検索にも出てこなくなりました。
取壊された司祭館 F-10 スケッチ
手取カトリック教会 (この建物も同年代の建築です。 九州の主に長崎で離島を含む地で数多くの教会を建てた鉄川与助設計です)
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旧街道にある古い蔵をスケッチしました。近くに川からの船着場があり昔は賑わったとい事ですが、今は静かな佇まいの街となっています。
「古い蔵」 F-10 鉛筆スケッチ水干絵具で着彩
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和紙の上に金箔を貼るのは初めてで、息を殺してどうにか張ることが出来ました。その上に岩絵具で椿を描く練習をしましたが、岩絵具にもまだ慣れていないのに金箔の上にはなかなか絵具が定着してくれずてこずりました。
卓上の絞り椿 日本画 (和紙に金箔・岩絵具) F-4 習作
写実的にに質感を表現する練習 「樽に布」 F-10 鉛筆画
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日本画を始めて、まだ岩絵具を使ったことが無かったのです。教室で鯉の絵を描きました。先生の手本を描き写したものです。
水彩画と比較して、顔彩も水干絵具も筆に含ませてからの使用感はほとんど変わらなかったが、岩絵具はちょっと違うようです。ざらつきがあるので伸びが良くないような気がします。初めて使ってみて、なかなか思うようには描けませんでした。
「錦鯉」 F-4号 (日本画 紙本 岩絵具着色)
写実的にに質感を描く練習 「ブロックとティシュペーパー」 F-6 鉛筆画に水彩着色
我が家の梅は今、満開になりました
梅の花が大好きで5年ほど前に植えました。春の訪れを開花で逸早く告げるのが好きで、枝垂れ梅でピンクと白を隣同士に植えています。白の梅は香りが良く、
庭だけでなく風向きにより部屋の中まで香ります。ピンクの花は香りませんが実が付き、梅雨前に収穫します。
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港に行って描いたスケッチを、別のスケッチブックに描き直したものです。オイルか化学薬品を運ぶ貨物船でしょうか、工場の前の埠頭に泊まっていて、水面が喫水線よりだいぶ上がっているので荷揚げした後の出港前と思われます。水を出しているのはバラスト水でしょうか、船の鼓動が感じられました。
私は、今でも駅とか港とか空港などの風景を見るのが好きなのです。子供のころと基本的には変わらない。教室で港に日帰り写生に行ったときに、ある女性の方は「こういうのは苦手だわ」と言っておられた。この絵はほとんど船の本体しか描いてない絵で、男性諸氏には好評だったのですが女性には好まれないらしい。
出港直前 日本画 F10 水干絵具
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