絵はがき用のシーン撮影前日にkatsuraさんの工房に到着していたテディベアたち、輪ゴムはなにに使うのでしょうか。
昨日まで、パペットシアター、マリオネット、草野球、サッカー遊び、木琴合奏、水遣り、ハーモニカ、アコーディオンと8シーンを紹介してきましたが、そのメイキングのようすを一部ですが紹介します。
撮影1日目、草野球のシーンをセッティング中、頭の角度などを微妙に調節します。
身長18センチのベアだとこんなに小さいんです、katsuraさんの工房の横を流れる川土手です。
グローブはそのまま手にはめられますが、バットは透明の糸でくくって持たせ、この写真では見えませんが、ピッチャーのボールは両面テープでくっつけています。
野球がすんだら、同じメンバーに、新しいベアをすこし加えて、サッカーシーン。
靴を履かせると立つのですが、地面に凹凸があり、ポーズをつけて固定させるのはなかなかです。
アナログで、秘密兵器を使います。
工房にセットしたパペットシアターで、パペットを操るくまたちを舞台に立たせているところです。
katsuraさんが作ってくださった舞台にはライトも取り付けられています。
自然に演技ができているか、チェック中、設定時間の方が、撮影時間よりはるかに長くかかります。
スタンバイOK、さあ、撮影、katsuraさんはオリンパスの一眼で、私はコンパクトデジカメとキャノンの一眼を2台首にぶら下げて、交互に撮影しました。
赤のフリース地を背景の壁面から机に垂らして、アコーディオンを持たせて、撮影、アコーディオンの重みで前に倒れそうになるのをなんとか立たせています。
撮影2日目、撮影場所は我が家です。
ベアの手では木琴の棒などは持てないので、あらかじめ、細い透明の糸で角度を決めて縫いつけておきます。
1日目の撮影のとき、エルの木琴が逆さになっていたので、撮り直しです、たまたま家にいた夫にキャノンの一眼をまかせました。
床に使っているフリース地の下側がぎざぎざなのは、くまの洋服を作るのに使ったからです。
パペットシアターのシーンを、背景布を変えて、舞台のこぶたやオオカミ、前景の木などの位置も微妙に変えて、撮り直しました。
前回の背景布は黒に近い深緑のウール地でしたが、淡いグレーのフリース地にしたので、明るい感じになりました。
背景布にフリース地をよく使っているのは、たたんで保存しておいても皺になりにくく軽いからで、重宝しています。
ただ、お気に入りの色がなかなか見つかりません。