ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

園長特製カレーライスの作り方 2002.7.1

2002-07-01 08:45:03 | 嫩葉
園長特製カレーライスの作り方
園長特製カレーライスが園児たちにたいへん好評で、お母さん方から作り方を教えてほしいというご希望がかなり寄せられ、昨年は申し出られた方々に特別にレシピーをお分けいたしました。でも、どうも上手くいかない。何か秘密があるのではないか、と不審がられている気配があるので、思い切って秘密を公開いたします。
材料  牛肉(きりおとしたバラ肉)
玉ねぎ(くし型切り)、人参(乱切り)、ジャガイモ(2センチ位の角) 
カレールー 2~3種類(商品は何でもよい)
りんご
※ 数量については、すべて「勘」によるため、言えないが、美味しさにはあまり関係がないように思う。甘みは野菜類から出てくるので、砂糖は用いない。

①牛肉はバラ肉を細かく切り、フライパンにサラダ油を入れていため、取り出しておく。②そのフライパンで玉ねぎを茶色になるまでいためる。(いため加減が「美味しさの秘密」、これは教えられない。)③鍋にジャガイモと人参、玉ねぎと水をいれて煮る。④ジャガイモと人参が柔らかくなったらブイヨンを加え、いためておいた牛肉を入れる。⑤カレーのルーを2~3種類混ぜて入れる。(一種類だと味がかたよる)⑥リンゴを適当におろして加える。最後に、醤油ととんかつソースとケチャップを少しづつ入れ、仕上げに牛乳を入れて火を止める。一晩、寝かせて翌日、暖めて食べる。
幼稚園で作る場合は、園児130人、大人15人分(お米の量は約15キロ)と、かなり大量なので、最も気を使う点は、鍋の底の焦付きで、そのために火加減に注意し、絶えずかき混ぜる。かき混ぜながら、園児たちのうれしそうな顔を思い浮かべ、「美味しくなれ、美味しくなれ」と唱える。料理の秘訣は「気(=心)と火(=技術)」の入れよう。これはすべての人間の営みに通じる。特に、保育に。
ここまでは、昨年のレシピー。今年度は社会情勢もあり、牛肉の代わりにチキン(鶏肉)を使いました。味のコクに違いがあり、心配でしたので、本番前に2~3度試作し、身近な人々に食べてもらい、感想を聞きましたところ「合格」ということで、思いきって園児たちにも食べさせました。結果は、どうぞお子さま方に聞いてください。                    (園長・牧師 文屋善明)

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