一昨日の全員協議会の午前中は、議会で住民説明会の意見集約した課題(特に区域見直し)などについて、国から説明がありました。
説明後、質疑応答の時間があったのですが、「0」回答だったのは3日のブログで報告しました。
今日は当日、私が意見や質問を国にぶつけた内容について報告します。なお、午前中と限られた時間の会議のため、議長判断で各議員、2回までの質問という事でしたので要点を絞りました。(再質問もしましたので、まとめた上で報告しています)
以下は、私のメモの中での意見・質問内容です。(メモからなので、発言や答弁に正確さを欠けることはご理解ください)
まず、「今日は意見や要望等で判断や決定する立場にない方に出席いただいたが、結論の出ない押し問答が予想される。非常に残念だ」と冒頭、苦言を呈しました。これに対しては、復興庁の職員から「皆さんの期待に沿える回答を持って来ていないことをご理解ください。ただ、高速道の無料化を3月末まで延長出来たことは、皆さんの声を中央に届けた成果と考えています」という答弁。
次に「今日の回答は全く説明会と同様であるが、説明会終了後、町民からの意見などは持ち帰ってどのような会議を持ち、意見集約したものを誰に報告したのか」と質問には、「原子力災害現地対策本部会議にて意見集約し、復興政務官に報告。その後、政務官から復興副大臣、大臣にと報告されています」と答弁。
さらに、、「避難指示の解除時期について、『なぜ、町村の決定があればそれを踏まえて決定』という文言が、削除されたか。流れは変わっていないと言うが、変わっていなければ変える必要はないのではないか。町の被害状況等は一番町が把握している」と質問したところ、「浪江町の住民説明会の前に富岡町でも説明会を開催しました。富岡町での説明会より分かりやすくするため削除しました」と。「それは分かりやすくではなく、削除することで分かりづらくした。そういうのは改悪という」と指摘しました。
国からの区域見直し後の『仮設トイレ』について「避難指示解除準備区域に設置する」旨の説明があったため、「居住制限区域は設置できないのか」と質問したところ、「現行法では対処できないため、法改正が必要です」とのこと。
最後に、『次期内閣総理大臣には、ぜひ被災地(浪江町)視察に来ていただきたい』と要望し、「伝えます」と答弁。
*繰り返しますが、答弁は、あくまで私のメモなので正確さを欠けることはご理解ください。