博文(ひろぶみ)通信

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12月定例会一般質問原稿①

2012-12-25 18:44:29 | 日記

 昨日さんに、「風邪が治りますように」とお願いをして寝ました。熱が36.8度(平熱は36.2度です)に下がったのは、さんのお蔭かと。

「アレ、さんが来るのは今夜でしたっけ?」・・・・・を引退してから約15年が過ぎましたので、本当に分からなくなってしまいました。

 

 さて、今日は歩いて5分の所にある県文化センターで津島地区を対象に説明会があり、出席しました。(当然、防寒対策はバッチリにして)

全域が帰還困難区域と案ではなっていますが、羽附地区が比較的線量が低いため地区住民からは、賛成・反対の両意見がでました。

明日は説明会最終日。郡山で午前が大堀地区、午後が苅野地区をそれぞれ対象に開催します。体調と相談になりますが、出席したいと思います。

 今後、町は線引きに関しては説明会の意見を踏まえ国と協議し、年明け第2週を目途に再編案を決定するスケジュールです。

 

 数日前、一般質問を報告すると約束していましたので、今日から報告したいと思います。

なお、正式な議事録からではなく反訳原稿からの報告となりますので、多少正確さに欠けることをご理解ください。

2番、山崎 博文です。議長の許可を得ましたので通告に従いまして一般質問をさせていただきます。質問方式は一問一答方式でお願いいたします。なお、午前中に行われた質問と重複する部分について、答弁で了解した部分については割愛させていただきますが、不足分については質問し答弁を求めたいと思います。

今日で発災以来、ちょうど1年9か月となりました。あらためて、発災以降、亡くなられた方々に哀悼の意を表します。また、町民の皆さんにおかれましては、不自由な避難生活が長期化し、心身ともにお疲れのことと存じます。ようやく復興計画が策定され、町の方針・方向性が見え始めたところですが、諸課題に対し要望した多くが遅々として進まず、町政に係わるものとして、お詫びとお見舞いを申し上げます。

さて、私の今日の質問ですが、「町としての喫緊の諸課題」に対し、どのような対応・対策が必要かという観点で質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、まずはじめに、質問事項1の住民説明会総括について質問いたします。

質問:10月22日より先月の18日まで、14会場において18回の住民説明会が実施されました。本当に町長はじめ執行部のみなさん、お疲れ様でした。説明会では約5000名に近い町民の皆さんに出席をいただきました。実に町民の4分の1の皆さんに出席をいただいた訳です。あらためて、第1次の浪江町復興計画、避難指示区域の見直し、賠償基準、さらに除染について、町民の皆さんが注視している、あるいは疑義を抱いている事を実感いたしました。また、国も東京電力も町民の皆さんからの意見などを拝聴し、その場で英断できる立場にない職員や社員からの答えであったことは至極残念でありました。今後は、議会は議会の立場で、町は町の立場で、あるいは時には連携し合いながら、国・東京電力に対し、この説明会での意見などを直接強く、そして何度も要望、要求をする事が求められていると思います。

午前中の説明会に関する質問では、被災地と国・東電の現場感覚の違いをどう感じ、その対策について、また町長の印象について議論が交わされましたが、冒頭申し上げましたように、私は「町として」という観点で、町民の皆さんからの復興計画やその他町に関しての意見・要望等について、説明会の総括について、まずはお伺いいたします。

復興推進課長答弁:それでは、住民説明会での町に対してのご意見・ご要望関係についてお答え申し上げます。多くの町民が町外コミェニティについての意見、そして内部被ばくへの不安、放射線による健康被害への影響についての意見、そして5年間戻れないとしたことへの意見、離れ牛、ネズミの被害、警戒区域が解除された後の防犯対策への不安、さらに生活再建のための一時的な賠償が必要との意見、除染の方法、さらに福島第一原子力発電所の収束状況などについてもご意見をいただいたところです。

 ただ、説明会全体の中では、町に対しての質問は若干少なかったのかなと感じております。これは、町民が復興計画に対して関心がないということではなくて、今回の説明会が区域見直しや賠償など、住民が直接意味を考えることができる機会であったことで、国への質問が多くなったというふうなことと考えております。

 住民説明会全体の感想としては、先に町長が答弁したとおりであります(午前中の質疑の中で町長が答弁しました)。ただ、町の復興計画を示したことで、避難している町民の方々の今後の生活再建を進める上での一つの方向性が出せたのかなと考えているところであります。

質問:今、課長からありましたが、重複する部分で、たとえば議会のほうでも住民説明会後、意見集約をしまして、万全な防災、防犯対策とか、放射線対策等々、議会は立場で意見集約を見たわけですが、復興計画については第1次を策定したもので、今後の災害を取り巻く状況の変化に応じながら、町民の皆さんとともに最善の策を検討し、町民一人ひとりの復興に向き合いながら随時見直しをすると計画編には明記してあります。町長から行政報告の中でありましたが、今後の復興計画に当たっては、いただいたご意見を十分に考慮して推進していきたいという旨の報告がありました。ぜひ今回の説明会で直接いただいた意見などは、見直しの際、生かしていただきたいと思います。

12月は新年度の事業計画の策定や予算編成の時期と承知しています。そこで、今回の説明会での意見などで事業計画策定に反映させる点があればお聞かせいただきたいと思います。

復興推進課長答弁:住民説明会の中でご意見をいただいた中ですが、区域見直し後の防犯・防災対策の強化、さらに離れ牛やネズミ対策、除染に伴う仮置き場、さらに各インフラ復旧関係のご意見もいただいております。それらにつきましては、予算など25年度事業計画策定に反映させてまいりたいと考えているところであります。

 

続きは、また明日。