今日は、平成24年度双葉地方町村議会議員研修会が郡山市で開催されました。浪江町の議員19名中、確か出席者が8名。浪江町議会では「公務優先」という言葉は、どこに行ってしまったのでしょう。全く情けないことです。
さて、研修内容ですが、講師に「国家基本問題研究所理事長」の櫻井よしこさんを迎え、『今、私たちは何をすべきか -未来を担うこどもたちのためにー』と題し、ご講演をいただきました。
講演内容の要点(いつもですが、あくまで私のメモなので正確さに欠けることはご理解を)ですが、
・「国に頼るのではなく、自分たちで出来ること、やるべきことを考えるべきである」・・・・んー、なるほど。
・「国連化学委員会では、1986年のチェルノブイリ原発事故の死亡者は28人(全員消火にあった消防隊)、その後甲状腺ガンに発症した子どもは16人。また、年間100ミリシーベルト以下はガンの発症率・死亡率は認められなかったと報告している。放射能に関する本(放射能を怖がる人の本やその反対の本など)は様々であるが、国連という組織の委員会を信用すべきではないか」・・・・んー、どうなんだろう?
・「広島・長崎で原爆が投下され、約28万人(?)が死亡した。これは火傷など熱によるものである。その後国は、疫学調査を50年以上続け、19.5万人を対象に追跡調査をし、被爆者手帳の配布や医療費を無料にした。国の責任が求められる」・・・・んー、そうだよな。
・「エネルギー政策は、国策として太陽光・地熱・バイオマスなどの最先端の技術の研究をすべきであるが、風力は日本の環境条件では無理と言われている。ただし、ドイツは太陽光発電による固定価格買い取り制度で注目されたが、総電力量のわずか3パーセントに過ぎない。あの地震、津波でも女川原発は何ともなかった。避難所として1か月ぐらい使っていた」・・・・んー、とういことは、原発は再稼働すべきと?
講演終了後の質問コーナーでは、内容について異論が出たのは当然です。