<6/9付け福島民報より>
春季高校野球東北大会 福島東 耐えて4強
日替わりでヒーロー誕生 止まらない快進撃
福島東の快進撃が止まらない。7日の2回戦で東北大会初勝利を挙げた勢いそのままに、この日は1点差の接戦をものにした。2回戦は菅野友貴が4安打の固め打ち。準々決勝では、今泉将太が4安打、阿部寛史が3安打、3打点と日替わりでヒーローが誕生している。関川博巳監督は「攻守ともによい流れができた」と自信を深めた。
今泉は3塁打2本、2塁打1本と長打力を見せつけた。今大会開幕の2日ほど前、構える際にバットを寝かせ気味にするスイングに変えた。変化球にうまく対応できるようになったという。浪江町出身で、浪江中卒業後は双葉高校に進学した。東京電力福島第一原発事故の影響で家族で福島市に避難し、平成23年4月中旬、福島東に転入した。チームに溶け込むと徐々に頭角を現し、2年生だった昨年からレギュラーの座を手にした。「挑戦者のつもりで大会に臨んだので2勝できてうれしい」と喜んだ。
*今泉将太君は、小学校時代にそろばん塾に通っていました。いわば教え子です。将太君が6年生のとき、私が加盟していた原町珠算連盟主催の珠算学習優良生徒表彰式において、受賞者約100名を代表して「そろばん学習を通して」と題し、彼が体験発表しました(毎年発表者は加盟塾の輪番制で担当し、その年は当塾が回ってきたため、将太君に私から依頼しました)。この記事を読んで、体験発表の最後に「将来の夢は、プロ野球選手です」と言ったことを思い出しました。
ちなみに昨日の準決勝は、1―6で盛岡大付(岩手第1代表)に敗れてしましましたが、夏の甲子園大会県予選が7月に開催されます。県予選優勝に向かって「 将太」。 夢に向かって「 将太」。
偶然、6月9日の福島民報には、吉田有沙さん、今泉将太君と2人の元塾生の記事が載っていました。各分野でそれぞれ活躍していることを知り、私も鼻高々です。