博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H27.6月定例会行政報告その2

2015-06-16 17:44:11 | 日記

昨日の続きです。

 

〇イノベーション・コースト構想の具現化について、ご報告いたします。 

国が推進している「浜通り地域の新たな産業基盤の構築と広域的な視点でのまちづくり」を目指した「イノベーション・コースト構想」につきましては、昨年12月に浜通りの市町村長と、関係省庁などで構成する推進会議が設置され、これまで5回にわたって検討が行われました。そして「ロボット研究・実証拠点整備」「国際産学連携拠点整備」「スマート・エコパーク整備」の3つのプロジェクトについてとりまとめ、先日、短期・中長期に分けた取り組みを検討、実施することの中間整理がなされたところであります。

また、県が同時に検討を進めてきた「農林水産分野」と「エネルギー関連産業分野」のプロジェクトにつきましても、第1次とりまとめがなされ、国の推進会議に提言されたところであります。

町といたしましては、双葉郡北部の復興拠点としての役割と、ふるさとの再生に向けて、引き続き積極的に国、県に提案してまいりたいと考えております。

 

〇福島12市町村の将来像に関する有識者検討会について、ご報告いたします。

福島12市町村の将来像につきましては、国が主体となり昨年12月に有識者検討会が設置され、中長期かつ広域的な視点から「30~40年後の12市町村の将来像」について総合的な検討が進められてきました。

本検討会では、同時に進められてきたイノベーション・コースト構想推進会議からの提言を踏まえ、総合的な12市町村全体の絵姿を、平成28年度政府予算の概算要求前までに取りまとめることとしております。

検討会には、知事が地元有識者として参画しておりますが、下部の会議体として副首長級の意見交換会が設置されております。

町といたしましては、イノベーション・コースト構想同様、ふるさとの再生に向けて、引き続き積極的に国に提案してまいりたいと考えております。

 

〇交流・情報発信拠点整備事業について、ご報告いたします。 

町民の帰還に向けて、交通の要所である国道6号線沿線に浪江町の復興の象徴であり、再生の足掛かりとなる「交流・情報発信拠点施設」を整備することとしています。5月21日には基本計画の策定にあたり、公募型プロポーザルを実施し、委託業者を決定いたしました。

今後は基本計画策定に向けての検討委員会を設置し、浪江町の拠点としてふさわしいコンセプトや、施設が備えるべき機能、整備位置の決定など、基本計画の策定作業を進めていきたいと考えております。

 

 

今日は、ここまで


H27.6月定例会行政報告その1

2015-06-15 18:16:19 | 日記

久しぶりの更新です。

先週9日に6月定例会が開会しました。開会後、町長から行政報告がありましたので、今日からお知らせします。

 

〇自治体賠償について、ご報告いたします。 

5月26日に、東京電力株式会社に対し、自治体としての損害賠償請求を行いました。

請求額は、5億299万7千434円です。

内容は、事故発生時から平成23年度末までに発生した事故対応に係る一般会計の経費等です。

主なものは、職員の時間外勤務手当、二本松事務所及び各出張所の使用料、コールセンター運営費などです。

なお、証ひょう等の突合の必要があるため、支払期限を本年12月25日といたしました。

また、平成24年度以降の分については、算定が完了し次第、順次請求して参ります。

 

〇次に、浪江町消防団の活動について、ご報告いたします。 

4月5日に、浪江町役場二本松事務所において、平成27年度浪江町消防団辞令交付式が行われ、班長以上の幹部団員に、佐々木保彦団長より辞令が交付されました。

なお、消防団員については全国各地に避難している中、検閲式等の訓練に参加されているほか、毎週日曜日、町内の防犯パトロールに協力をいただいているところであります。

 

〇浪江町防災会議について、ご報告いたします。 

5月28日に、浪江町役場二本松事務所において、浪江町地域防災計画の改定を目的とした浪江町防災会議を、地元関係者をはじめ、磐城森林管理署長ほか39名の方々を委員とし開催いたしました。

原子力災害からの帰町に向けて、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の教訓を踏まえた地域防災計画とするために改定するものであり、平成28年度末の改定を予定しております。

 

〇浪江町防犯見守り隊について、ご報告いたします。 

昨年の12月1日より、浪江町の防犯と安全確保を目的とし、浪江町防犯見守り隊による活動を実施しておりますが、6月1日より、公募により委嘱した新たな7名を加え総勢47名体制で、これまでより1台増となる車輌3台による防犯パトロールを実施しております。

これにより更なる防犯効果の向上へつながるものと考えております。

 

〇復興祈念公園について、ご報告いたします。 

福島県における復興祈念公園については、4月27日の第39回新生ふくしま復興推進本部会議にて、浪江・双葉エリアを候補地として決定されました。町の復興にとって大きな弾みとなるものと期待しております。復興祈念公園が、両町ひいては福島県の復興に大きく寄与する施設となるよう、その整備に向けて、関係機関と協力し取り組んでまいります。

 

今日は、ここまで


H27年度「なみえ相双会」総会

2015-06-06 19:02:28 | 日記

久しぶりの更新です。

今日は、H27年度「なみえ相双会」の総会が開催されました。

今週2日の火曜日に個人的に町の現況報告の依頼がありましたので、開催地の南相馬市に行って来ました。

ちょうど依頼のあった火曜日には全員協議会があり、各課より町の現況報告を受けていましたのでタイミングが良く、一昨日と昨日で私なりに要約した資料を作成し、今日に臨みました。

総会の会長挨拶の次に報告をお願いされましたが、「一議員(議会活動ではなく議員活動)として呼ばれましたので、総会閉会後に行いたい」と事務局の皆さんにお願いしました。

ブログでは書けないことも踏み込んで私見を交えながらの報告を約1時間ほど行いました。

終了後は、「いや~、町の現況を聞けて今日は本当に良かった。また頼みます」との声をいただきました。考えてみれば「なんだ今日の報告は・・・」と面と向かって言う人はいませんよね。

来週火曜日から始まる6月定例会の初日に慣例の町長からの行政報告があります。この行政報告と各課からの現況報告がかなり重複しますので、ブログの訪問者の皆さんには、後日お知らせします。

 

*多数コメントを寄せていただいています。その中には「このコメントはちょっと」と思う時があり、削除も考えましたが、多様な意見を甘受しなければならない立場にいますので制限することは止めました。

そこで、本音を一つ披露します。昨日、商工会など3団体が福島市に町外コミュニティ整備の要望を行いました。避難して間もなく町外コミュニティ整備計画を町も議会も推進してきたのは事実ですが、復興公営住宅整備が遅れる中、町外コミュニティ整備のタイミングを失い、立ち消えになってしまいました。この結果には私たち議会も反省しなればなりません。ただ、今回の要望には、私個人同調できません。理由は「避難して4年が過ぎ賞味期限切れの話」だから。混乱と誤解を招きます。

また、ブログは荒れるのかなぁ~