S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

Book / 坂の上の雲(五)&(六)

2009年12月21日 | 雑記
坂の上の雲の五巻と六巻を購入しました。

日露戦争の旅順要塞攻撃戦が佳境の場面。

言葉には表せないほどの惨劇が続く陸軍の戦い。

読んでいると生唾を飲んでしまう位に惨い。

日本陸軍きっての作戦家「陸軍大将・満州軍総参謀長 児玉源太郎」の奮闘ぶりを五巻の前半が描く。

戦火に散って行く陸軍兵士たちと同郷の乃木将軍を思う熱い心と

形勢逆転を生んだ冷静かつ緻密な作戦をはじき出す頭脳の思考回路。

参謀としての役割が書かれている。

この作品が、多くの企業経営者たちから愛された作品の理由が分かる様な気がする。

それにしても「明治人」の熱い思いというか、パワーには読んでいて圧倒される。

坂の上の雲(三)&(四)
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