2009年 9月22日(火)
「遠くとも一度は詣れ善光寺」
「牛に引かれて善光寺参り」
善光寺です。
今年、2009年(平成21年)は御開帳でした。
4/5~5/31の間には6年前の四善光寺に加え、
岐阜市の岐阜善光寺、関市の関善光寺を加えた史上初の六善光寺同時開帳となり、
過去最高の673万人が訪れたそうです。
正式名は、善光寺前立本尊御開帳。
7年に1度(開帳の年を1年目と数えるため、実際には6年に1度の丑年と未年)、
秘仏の本尊の代りである「前立本尊」が開帳されます。
狙うは7年後(6年後)です!!
朝8時には宿を出て、8時20分頃に到着しました。
近くの有料駐車場にもすぐに停められました。
善光寺を訪れるには朝早くに出掛けた方がスムーズに事が進みますね。
それでも広くて見学する場所はたくさん有ります。
次回は一日かけてゆっくりと時を過ごすのも良いかもしれません。
今回はキンモクセイの香りが漂う中、見て回り楽しみました。
善光寺を見学中に、善光寺の職員の方に教えて頂いたのですが、
「善光寺」は約1,400年前に善光(よしみつ)サンという一般の普通の方が建てたお寺だから
「善光寺」と言うそうです。
こんな可愛い仏様も参道にいらっしゃいます。
大本願。
浄土宗一山の本坊です。
内部には本誓殿(本堂)・光明閣・明照殿・奥書院・宝物館などがあります。
尼公上人のおすまいにふさわしい静けさと気品にあふれています。
昭和24年には貞明皇后さまがお泊まりになられました。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
大勧進。
天台宗一山の本坊です。
内部には万善堂(本堂)・無量寿殿・不動堂・聖天堂・紫雲閣・宝物館などがあります。
室町時代の様式を伝える庭園の中には行在所があり、明治・大正・今上天皇がお泊まりになられました。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
仁王門。
大正7年(1918)再建。
大門町から境内にはいって最初の門です。
高さは13.6メートルあり、昭和52年銅板ぶき屋根に修復されました。
定額山の額は伏見貞愛(さだなる)親王のお筆になります。
仁王像は高村光雲・米原雲海の作で、千仏守護の仏といわれております。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
仁王像。
山門。
二層の入母屋(いりもや)造りです。
屋根は檜皮(ひわだーひのきの皮)ぶきで、高さ20メートル。
善光寺の額は輪王寺宮公遵(こうじゅん)法親王のお筆になるものです。
寛延3年(1750)落慶。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
拝観料(500円)を支払って門の二階へ入れて頂きました。
大きな部屋になっていて、大きな仏像と四国八十八箇所のお寺の名前と小さな仏像が飾られてありました。
鳩が居ます。
二階部分から間近で見ると感激します!
感激のあまり写真を撮ろうとしてはいけません(笑)。
経蔵。
四つ棟の宝形造りで、内部には一切経(鉄眼版)を納めた輪蔵があり、
伝教・慈覚大師の木像が安置されている。
輪蔵の腕木を押して一回転させると、中の一切経全てを読んだと同じ功徳(くどく)が
得られると言われている。
宝歴9年(1759)落慶。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
輪廻塔。
経蔵前に設けた一対の石柱で「南無阿弥陀仏」の六字名号が刻まれています。
石柱の中央にはめ込まれた輪廻車を回すと極楽往生できると言われています。
いくら極楽往生できると言われても回し過ぎはいけません(笑)。
本堂。
入母屋(いりおもや)造りで、横棟の内陣と縦長の礼堂が丁字形になっていて、善光寺独特の建築様式です。
江戸中期の仏殿建築の代表的な傑作です。
高さは30メートル。建坪は1,766平方メートルで日本最大を誇っています。
宝永4年(1707)落慶。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
本堂の中、内々陣の右側を通って奥へ進むと「お戒壇(かいだん)めぐり」の入り口があります。
お戒壇めぐりは、御本尊の安置される瑠璃壇(るりだん)下の真っ暗な回廊を通り、
中程に懸かる「極楽の錠前」を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁する道場です。
右手で腰の高さの壁を伝って暗闇を進んで行きます。
暗闇は「死の世界」の疑似体験で、出口から出た時に差し込む光によって「光のありがたさ」を感じられるのです。
忠霊殿。
戊辰の役から太平洋戦争に至る戦役将兵をおまつりします。
前面三重の塔様式の礼拝堂と三階建ての霊牌堂からなり、高さ42.5メートル。
関野聖雲作の一光三尊如来像が安置されています。
昭和45年(1970)改築落慶しました。
(善光寺事務局 作成「 善光寺 - 善光寺のすべて - 」より)
「善子(よしこ)さん」と「光子(みつこ)さん」
乳牛親子像。
樹脂で作られた乳牛の親子「善子さん」と「光子さん」の像です。
「牛にひかれて善光寺参り」に登場する雄牛とは異なりますが、
微笑ましい姿で広く親しまれています。
(
善光寺のホームページより)
善光寺
2009年 ぶらり旅「信州 / 総括 編」