~博多の町の歴史を調べ 博多の街をめぐろう~
7月1日(日)カブ隊は博多の町をめぐり、
博多の歴史や文化、伝統工芸に触れてきました。
※山口さんから追加で画像&コメントをいただきましたので寺丸さんに頂いた
ものに追加掲載させていただきました。お二人ともありがとうございます!
開会式では、新しい仲間の入隊式がありました。
これから一緒に おおいに学び楽しみましょうね
まずは、博多の総氏神様 櫛田神社を参拝。
小松隊長に作法を教えてもらって、みんなでお参りしました。
二礼・二拍手・一礼
続いて、山笠について 東流の方からお話を伺いました
山笠の起源は諸説ありますが、1241年承天寺の開山聖一国師が
当時流行した病魔退散の祈祷をした時、町人が施餓鬼棚に棒をつけて
担ぎ廻ったのが始まりとされるのが通説のようです。
「ひき棒の長さは5.5m。重さは1t。人が乗って、木が水を吸うと1.5t位になります。
1基に約1000人のひき手がいて、100mづつ交代でひいてますよ。」などなど。
飾り山の説明をして頂いています
スカウトの「人形はどうやって付けているんですか?」などの質問にも、
丁寧に答えて下さいました。
これが東流の飾り山と手前にあるのがひき山です。見事ですね
「山笠の前を“表”、後ろを“見返り”と言います。
“表”には合戦や武者のもの、“見返り”にはテレビや童話などを題材にしていますよ。」
など、見返りを見ながら教えてもらいました。
これが見返り。題材は牛若丸です。
全ての飾り山は、追い山のスタートと同時に解体されるそうです。
全員で、ハイ!チーズ♪
※マウスでクリックすると拡大表示されます
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ここからは、組ごとに、事前に組集会で調べてきた場所をめぐります。
2組は、櫛田神社とその境内にある歴史館に行きました。
櫛田神社。地元の人々には「お櫛田さん」と呼ばれ、親しまれています。
[霊泉鶴の井戸]
お櫛田さんの地下から、昔も今も霊泉が湧き出ています。
不老長寿のいのちの水として信仰されています
説明板には
一口目には自分の不老長寿を
二口目には家族の不老長寿を
三口目には親類縁者の不老長寿を
心で念じながら三口でお飲み下さい
と書かれています。
早速、念じながら三口頂きました。
霊泉は塩分が多く含まれているようで、とてもしょっぱかったです。
「海の水みたい!それに鉄の味もする~~。」とスカウト。(^^)
[お汐井]
お汐井とは、当番町となった流の方々が、箱崎浜の砂を
テボと呼ばれる竹のかごに入れ、箱崎宮でお払いをしてもらい、持ち帰ったものです。
山笠の無事を祈り、体や山笠にふりかけて、身を清めるそうです。
[櫛田の銀杏]
樹齢1000年以上と言われている県指定天然記念物のいちょうの木です。
「ぎなん」と呼ばれ、博多祝い唄にも歌われています。
実った銀杏は、3月の「ぎなん祭」で夫婦円満や安産のお守りとして配られます。
[清道]
追い山には三つの清道があります。
櫛田神社境内・東長寺・承天寺で、写真のような清道旗が立てられます。
ここをひき山と大勢のひき手が駆け抜けるんですねー。
思っていたより狭くて驚きました。
[力石]
有名力士が力自慢に持ち上げた石が奉納されています。
とても大きな石で、これを持ち上げたなんて、にわかには信じられません!
試石がありましたので、スカウトも挑戦しています
「ぬぉぉぉぉぉ~~」
・・・・・持ち上がりません
みんなで力を合わせてみても・・・・・持ち上がりません
お父さん2人がかりでも・・・・・持ち上がりません
みんな少し動かすことは出来たものの、持ち上げるなんて
到底出来そうにありませんでした。
力士の力に ただただ驚くばかりでした
その他、境内にある歴史館も見学しました。
歴史館には、山笠屏風絵や、戦乱で荒廃した博多の町を復興整備する際に
豊臣秀吉が博多町人にあてて出した朱印状など、
貴重な資料がたくさん展示してありました。
また、別の組は、キャナルシティ近くの「楽水園」の茶室にて
お抹茶と茶菓子をいただきました
お作法もしっかり習得しました
各組毎の、町めぐりを終えて、冷泉公園で昼食
昼食後のひととき。
3組さんは、冷泉公園にある戦災慰霊碑についてお話しをしていました。
第二次世界大戦の時、福岡も大空襲があり、たくさんの人々が亡くなりました。
戦災慰霊碑は、戦没者の冥福を祈り、平和を誓って建てられたものです。
「今の平和な暮らしは、戦後 一生懸命復興に
力を尽くしてくれた人たちのおかげであるんだよ。」とDL。
最後に全員で「博多町屋ふるさと館」に行きました。
明治・大正時代を中心に、博多の暮らしや文化を紹介しているところです。
伝統工芸品である博多織。その柄を決める設計図(とおっしゃっていました)に
穴を開けておられました。コンピューターが0と1の信号で情報が伝達されるように、
穴があいているか あいていないかで柄が決まるのだそうです。
そうして織りあがったものがこちらです。素敵♪
博多べい。博多べいは、博多独特の土壁で、
戦国時代の終わりに博多の町を復興するために
戦乱で焼け落ちた瓦礫を塗り込めて作られたものです。
他にも、昔の町の様子をミニチュアの模型で展示していたり、
町屋や暮らしの様子を再現していたりして、昔の博多を感じることが出来ました。
また、博多人形や張子など伝統工芸品もたくさん見ることができました。
組によって見学した場所が違うところもありますが、
博多の町をめぐって、歴史や文化、そして山笠のことを
たくさん知り、感じることが出来た活動になったと思います。
博多を知った上で、来週は子供山笠に参加します!オイサー!!
閉会式では、クリア章を修了した岩間雄一くんに完修章が贈られました
おめでとう
画像&コメント提供: 寺丸さん、山口さん
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