北風と友達 ~ 『冬季キャンプ』
宇美町の昭和の森で、冬季キャンプを行いました。
このキャンプの目標は”工作物に挑戦”です。
天気は、時々でした。
天気予報では、朝のうち雷雨もあるような話でしたが、雷の影響はありませんでした
■搬入&設営 (8:00~)
前夜より準備していた装備品を運び込み、サイトにて設営を開始
立ちかまど(*1) を作りました。 立ちかまどの組み立てにてこずる班もありました。
立ちかまど: 竹や木で組み立てるかまど。火床を地面から離すことができるので直火禁止の場所などでも
使える自然にやさしいかまど。粕屋10団では竹で作ります。簡単に移動ができるため、雨や風
などにより天候が急変したときも、調理を途中でやめることなく続けることができる利点もありま
す。今回のような悪天候には役立つ工作物だと思います。 時間内に組み立てられないと御飯
が食べられなくなるので、スカウト達は必死で組み立てます。
組み立て方などは、こちらのサイトが参考になるかもしれません。
■開会式 (11:00)
広場にて開会式を行いました。
■難所ヶ滝へのハイキング
仏頂山の北東の鞍部から北西に下る河原谷を、登っていくルートで難所ヶ滝を目指します。
難所ヶ滝は、河原谷の上部にあり、冬季に凍結することで有名です。
コンディションがよければ、このような光景が見れる滝です。
ハイキングの用意をして集合 (11:37)
昭和の森キャンプ場を出発 (11:45)
登山道までは、階段状の上り坂を進みます
(この階段、歩幅が大きくチョット歩き辛いんです....)
登山道へ入り、山道に変わります (11:52)
川を横切る道もあります (11:54)
下山時に、岩から足を踏み外し片方の足が完全に川にはまり、靴とズボンがビショビショ
になってしまったスカウトもいました。冷たかったでしょう。。。。風邪をひかないようにね。
針葉樹の森を通過 (11:55)
少し休憩。けっこう早いペースに新入スカウトは大変そう (12:06)
広葉樹の森へ入ります (12:10)
北原副長が、むべの実を発見。説明してくれました。
(アケビより美味しい木の実だそうです。宇美町の県民の森に沢山あるそうです)
分岐点に到着、ここで少し休憩。 だんだんガスが出てきました(12:22)
汗をかいて合羽を脱ぐスカウトも。
少し休んで元気をとりもどします。水を飲んだり飴を舐めたりしてリフレッシュ。
分岐点の標識には、滝まで、あと30分と記載されていました。
分岐点そばの岩の上に、新しい動物のウンチを長君が発見 (12:24)
その形状からしてタヌキのものかなと。。。この話題でかなり盛りあがりマシタ
昔の人が使っていた炭焼窯跡に到着。 (12:34)
北原副長に説明をしてもらいました
滝に近づくにつれて、どんどん道は険しくなっていきました (12:38)
滝の直前の急斜面はロープにつかまらないと登れません
もう一息ガンバレ (12:53)
最後の難所の急坂をクリアし、目的地の滝に到着 (12:55)
あと30分の標識から、20分で到着しました。(結構なハイペース)
残念ながら、ここ数日の暖かい気温と雨で氷は完全に融けていました。
これも、地球温暖化の影響でしょうか (正月前後は、かなり凍っていたそうです)
滝の様子
滝から麓方向を望む景色。雨とガスで景色は全く見えませんでした。
でも神秘的な景色でした。
早速、お弁当をひろげるスカウト達 (ハラペコだ~っ)
ハイキングでのお弁当は、雨でも楽しいね
新人スカウトも頑張りました
下山の前に、全員で集合写真を撮りました
(上の画像をマウスでクリックすると拡大表示できます)
下山開始 (13:25)
下山は、急な道なので、間隔をとって歩きました
キャンプ場に到着し、温かい飲み物で、ほっと一息 (14:45)
※ボーイ隊は去年、宝満山登山で一度、難所ヶ滝にいきました。去年のブログはこちらを参照。
この後は夕食準備がんばるぞ
(その前に、立ちかまどを完成させなければ。。。。)
■夕食
全班の立ちかまどが無事完成し、夕食にありつけました。
今回のメニューは、親子丼、大根サラダ、豆腐の吸い物でした。
とても美味しかったです。
■ボーンファイヤー
今年の抱負を、各自一分間、皆の前でスピーチしました。
これはプレゼンテーションの訓練になります。
スピーチの後は、お餅を焼いて食べました。きな粉餅と砂糖醤油の御餅を食べました。
お餅は、杵つき餅なのでよく伸びて美味しかったです
■消灯
消灯前に夜空を見上げたらとても星がきれいでした
明日は、きっと晴れるだろうな。。。と考えているうちに疲れていたのですぐ眠りました
。。。2日目につづく
今回のキャンプで、一番思い出に残っているのは、難所ヶ滝もキレイだったけど、難所ヶ滝からの下山が、楽しかったです。北原さんと、長さん、八尋さん、小西さんと、僕で、走るぐらいのスピードで、下山しました。こんな経験は、めったに出来ないと思うし、とてもおもしろかったです。
今回のキャンプは、班長が、いなかったので、自分達のポジションが変わって、大変でした。けど、須原さんが、サポートしてくださったので、助かりました。須原さんありがとうございました
このキャンプでの験経を、次からのキャンプに役立てたいです。
とても親睦キャンプのときから比べるとせつえが早くなりました。
そして長賢人さんが次長の仕事をとてもがんばったので、時間に遅れることがなく優秀班が取れたと思っています。
極寒キャンプもがんばりたいでです。