ボーイスカウト福岡県連盟糟屋第10団

ボーイスカウト糟屋10団(粕屋10団)の活動を紹介します。

子供山笠(ビーバー隊&カブ隊)

2007年07月08日 | ビーバー隊・カブ隊


カブスカウトとビーバースカウトが、毎年恒例の子供山笠(*)に参加しました。

あいにくの雨模様でしたが、元気なスカウトたちには関係無しです。


(*)子供山笠
7月上旬、博多祇園山笠の本祭とは別に、将来の舁き手の育成と地域の交流、伝統文化を体験することを目的とした子供山笠が催されます。 博多小学校の児童と応募者による博多流子供山笠、千代小学校PTA主催による千代流子供山笠、天神新天町商店街の子供山笠の計3本があり、子供ながらに勇壮な山舁きが行われます。 粕屋10団は新天町子商店街の子供山笠へ毎年参加させていただいています。

  



集合は中央区の大名小学校の体育館。
新天町のお兄さんや、おじさんたちに、ふんどしの「締め込み」 をしてもらいました。

 締め込みが、きまった~

ちょっとメモ
ふんどしの締め込みは男の子全員と女の子は小学2年生まで。小学3年生以上の女の子は山笠を引く舁き手に勢水をかけたりして応援します。体育館には、コース図が貼り出されます。保護者はこれを見てどこで自分の子供が台上がりをするかを確認できます。台上がりとは鉄砲袋と呼ばれる赤い棒を手に持ち、
山笠にの上に乗って舁き手を指揮する役割。子供たちは順番に台上がりをさせてもらえます。



 みんな、カッコイイ姿になってきました。


 全員集合、子供山笠をみんなで舁くぞ!


準備が終わったら、各学年別に並びます。




ちょっとメモ
男の子は学年により、それぞれ役割が決められます。低学年は、山笠の前や後ろを走る先走り後走り、高学年になると舁き手後押しといった役割を担います。子供山笠といっても、大人の山笠の3分の2のサイズがありますので大変です。もちろん、子供山笠の周りには、新天町のおにいさん、おじさん達がついてくれて安全に山が進むようサポートしてくれます(感謝!)。



体育館では、山笠の注意と博多祇園山笠についてのお話がありました。
掛け声(オイサもしくはオッショイ)の練習もしました。


その後、学年別に大名小学校から新天町の時計塔まで走ります
だんだん気合が入ります。


子供山笠の前まで行くと台上がりの6年生の掛け声でみんなで「博多手1本」

「いよー、(ポンポン)もひとつ(ポンポン)
          いよーっとサン(ポポン、・ポン)」


ちょっとメモ
「いよーっとサン」は本当は「祝うて三度」と言っているそうです。よく、最後に「しめる」と言いますが、博多では「玄関はいつも開けています」という考え方で「しめる」という言い方は使わず、「手一本を入れます」と表現します。「手一本入れて”決まり事をきちっと決めて”明日に向かっていきましょう」という意味で、全員の手を打ち揃えて行なうそうです。


 
さぁ、いよいよ今年も子供山笠のスタートです。

5分前
3分前
1分前
30秒前
10秒前
5秒前
4・3・2・1
「やーっ」
「オイサ、オイサ、オイサ、オイサ・・」


台上がり、かっこいい!

途中、なんども休憩をいれながら天神の町の中を走ります。


オイサ、オイサ


山笠は結構、重い。肩にずっしりと重みを感じます。


たくさんの買い物をしている人たちも応援してくれます。


汗と勢い水で、全身ビショ濡れです


女の子のスカウト達も勢い水で、応援してくれます。
 


最後に、博多祝いめでたを歌いました

♪ 祝いめでたの若松さまよ 若松さまよ
        枝も栄ゆりゃ葉も茂る
         エイショウエ エイショウエ ショウエイ ショウエイ
         ションガネ アレワイサソ エサソエ ションガネ

ちょっとメモ
博多の商人は、博多の氏神様と縁の深い伊勢神宮へお参りに行くことが多く、参拝のあと、伊勢の町で打ち上げを行う時に歌われるのが、『伊勢音頭』という賑わい唄でした。その時に歌った唄を覚えてきたつもりが、博多へ到着するまでの20~30日(往復で2ヶ月、50~60日)の間に変化してしまいました。そして博多に到着した時に、今のような『博多祝いめでた(博多祝い唄)』になったそうです。
今、歌われている教詩は5番までありますが、1番を歌うと3番まで歌います。結婚の時は5番だけ、家が建ったときには4番だけを歌います。
それを全員で合唱して「手一本を入れる」のが博多流です。

 

新天町から大名小学校の体育館へ戻り、着替えました。
最後に、おみやげをもらいました。うれしいな

今回は、博多の伝統的な祭りのひとつである”博多祇園山笠”の
子供山笠に実際に参加させてもらいました。
地域の伝統文化ついて、とても貴重な経験ができました。

最後に、スカウト達のお世話していただきました
新天町
子供山笠の関係者の皆様、本当にありがとうございました。
そして、サポートいただきました各指導者の方々、ありがとうございました。


                                    カブ隊         1組  中尾
                                    ビーバー隊 野北、中島
                                    ボーイ隊   フクロウ班 松永

 

コメント (5)    この記事についてブログを書く
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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-07-10 12:50:31
色々な活動、とても楽しそうですね。
ボーイスカウトに参加するにはどうしたらよいのですか?
返信する
Unknown (Unknown)
2007-07-11 22:38:31
コメントありがとうございます
粕屋10団に参加希望でしたら、下記のHPの申し込みのところから、お申し込みください。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kasuya10/

その他の地域の方でしたら、以下をご参照ください。
http://www.scout.or.jp/sanka.html


返信する
URL変更 (ブログ係)
2008-07-07 10:57:54
上記のHPのURLが変わりましたので
粕屋10団へ入隊希望されるかたはこちらへアクセスしてください。

http://outdoor.geocities.jp/k10hp/whatExp.html
返信する
学校PTAの中で・・・ (おやじなやつ)
2009-05-11 22:37:50
初めまして、学校PTAとボーイスカウトの関係ってリンクできないのでしょうか?
例えば、PTA内にボーイスカウトが属しているのなら、指導者も増えないのかな?
また、PTA行事もボーイスカウトの野外活動の技術があれば、校区祭りなど楽しくできそうな・・・と思っているところです。
少子化の時代、母体をPTAにしたら・・・指導者の方々もPTA役員等もしているみたいだから、楽になるのかな~?
返信する
コメントありがとうございます (ブログ係)
2009-05-12 09:11:50
おやじなやつ様、コメントありがとうございます
PTAとのリンクの御提案ありがとうございます
PTAとボーイスカウトが直接リンクするには難しい面も多々ありますが、お互い上手に交流できるといいですね

今後ともよろしく御願いいたします
返信する

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