開け!GOMA!

いつまでたっても、心は少年! 歳だからって常識に縛られすぎたりやりたいことを我慢したりばっかりはいやだな・・・

その日は突然に

2019-07-27 10:45:54 | ペット
これまでブログに1度だけ登場させたモルモットのラテくん。

5年ほど前に我が家にきました。



来たばかりの頃は、小さな物音にもビクビクしていたのですが

慣れたこともあり、年をとったこともあり

最近は、お腹が満たされると横になっていることが多くなりました。



その日の前夜もいつものように

かごを開けると餌を貰いに来て

部屋を一周り探検したあと、かごに戻っていきました。

連れが「ラテ!」と呼ぶと、再び出てきて餌を食べましたが

もう十分らしく、直にかごに戻って横になっていました。


翌日GOMAは休みでしたが、連れは仕事なので

連れが出掛けたあと、朝ごはんをあげながら小屋の掃除をしてやろうと

ラテを見ると横になっていました。

いつもならGOMAがかごに近づくと起きるのですが

その時は横になったままでした。

「珍しいな・・・」と思って掃除のためにラテをかごから出そうとして

ラテが立たないのではなく、立てないのだということに気づきました。

抱き上げて餌をあげようとしましたが、食べようとしません。

前日まではモリモリと食べていたのに・・・

GOMAはラテを抱いたまま様子を見ていましたが

そのまま大人しくしています。いつもなら抱っこは好きではないので

直に降りたがるのですが。

GOMAは急ぎの予定もないので

そのまま、時間の許す限りラテを抱いていてあげようと思いました。

3時間もすると、朝は確かに感じられた鼓動が弱まっているようにおもいました。

そして、いつもの鳴き方とは明らかに違う弱々しい

「ミャー」という声を何回か出しました。

やがて、呼吸が大きく途切れ途切れになり、

目を閉じて眠った顔になりました。

それまで、横になっていても目は必ず開いていて

周囲の様子をチェックしていたので

目をつむった顔を見るのはそれが初めてでした。

もう、周りを気にする必要がなくなったのです。

そのまましばらく、ラテを抱いていてあげました。



正直言って

思いっきり大切にしてあげていたわけではありません。

だから、もっともっと可愛がってあげれば・・・

そんな気持ちもあるのですが

仕事から帰ってきた連れがそのことを知って

「誰にも知られずひっそりと逝ったのではなく、

 あなたに抱かれて旅立っていけたのだから、ラテは幸せだったのよ」

泣きながらそう話してくれたときには

少し心が軽くなりました。


ペットを飼うと、楽しいことが多いですが

やっぱりお別れは悲しいですね。特に多少でも心が通い合うペットを飼ってしまうと

悲しみも大きいです。

GOMAには犬や猫は飼うのは無理だなとつくづく感じました。


ほとんどがバイクでお出かけ関係のブログなのに

今回は失礼しました。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。



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