珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

経済革命

2019-11-21 | 日記
S時代「経済革命」という言葉を習った。
革命なんてカッコつけた言葉を出すけど、要するに
貧乏な人は頑張ってお金持ちになりましょうよ、金持ちはええですよ~ということ。

私は幾ばくかの土地も蔵もある代々続く本家の長女に生まれながら(本家の祖父は船長だった)、小学校に入学してすぐその家が人手に渡って、勉強机も買ってもらえないような家庭で育った。
高校からバイト三昧。
卒業してからは一切の援助なく、自立して生活した。
だから昔は、ふつうにお金持ちっていいなあと憧れたりもした。

一方で、子どもの頃から欲しいものは何でも買ってもらえて、
家にはプールがあって、お手伝いさんがいて、
小学生から蝶ネクタイをして、クラシックコンサートなんか連れていかれて、
受験には当時から当然のように家庭教師をつけてもらえて、
高校では海外にホームステイして、
大学は、医学部なら好きなところを何校も受験させてもらえて、立派なマンションを借りて仕送りも充分にしてもらえて、
社会人は、親から買ってもらったマンションに住んでスタートしたような男と結婚。

そして今は、家族3人でごくごく普通の生活を送っている。
結論からいうと、お金は必要なだけあれば充分と思う。

皆一度は「お金持ちになりたい」と憧れるんじゃないかと思う。
でも一度経験したらそれがどんなものかわかると思うよ。

お金があるってそれはそれで大変なんですよ。
私は嫁いでから、そんな親戚一族などを見て、それだけ稼ぐってことは、それ相応の何かを犠牲にしなければいけないし、そういう人と結婚したら、付き合いも振る舞いも、それ相応の面倒くさいこと(人によっては楽しいのかもしれないけど)をしなければならないことを、しみじみ知った。

簡単にいうと私みたいに、
着るものなんかジャージでいいから寝そべっていたい。好きな時間に好きなことをして、好きな人だけと気楽に付き合って、本音で言いたいことを言って、儀礼や儀式やなんかめんどくさいなんてタイプは、
間違ってもお金持ちは無理です。

お金を持つと、人付き合いや管理するものも、同時に増える。
気遣いも増えるのである。
私は人にもモノにもしがらみにも、そういうものに囲まれて迷うのがストレスに思う性分だし、できるだけモノを少なくしてパッと動きたい。
こういうタイプは、金持ちには向いていない。

夫の中にも、どこかそういうところがあるんでしょう。
一度経験したから、お金にそんなに執着はないと言ってます。
そして「人を押しのけてでも何かを手に入れることが幸せと思えない」という感覚があると。
大なり小なり、お金ってそういう面があるのをわかっているんでしょう。

お金で手に入らないものなんていっぱいありますよ。

「経済革命」なんて聞いても、お金持ち=甘いお菓子みたいなイメージは私は今は持ってない。
お金の話ってデリケートだけど、敢えてあっさり書くと、私はこんな感じでしょうかね。
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ルーティーン

2019-11-21 | 趣味の話
「モーニングルーティーン」という動画が人気ですね。
家事の達人みたいな人が、お洒落な部屋で目覚めて、コーヒーを淹れてパンをスライスして、ルーツを盛り付けて華麗に朝食の支度みたいな。
インテリアとか食器とか、無駄のない家事が好きな私にはたまらないんだけど、半面、阿佐ヶ谷姉妹さんのそれも素敵(*^^*)

私の中にその両方があるんでしょうね。

動画にはカバンの中味とコーナーがあって、冷蔵庫の中味同様、これを見れば人が分かると思う。


私がちょっと近所に行く時はこのカバンである。
20代の時に買ったマーガレットハウエルのポシェットだけど、乱暴な私が使って未だ持ちこたえているんだから丈夫ですよ。




あ、ファスナーの中にこれが入っていました。広げると大きなエコバッグになるんですよ。 


中味は財布とスマホのみで、飴ちゃんすら入ってない断捨離っぷり( ̄∇ ̄)
ちょっと遠出する時は、これより大きい斜め賭けバッグに変えるだけ。
それにはティッシュやハンドタオルがプラスされるだけ。
カバンのチェンジには、鍵とパスモのホルダーをちゃちゃっと取りつけるだけ。

モノは必要以上は持たない。
手間は限りなく簡単にする。

過剰、あれもこれも、余計な××、しつこい……は嫌いです。
それも一長一短だけど私はそっち派。
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