ヒトパピローマウイルスなんて無い。
私が言ってるのではなくて公文書が回答している。
が、この国の面白いところは、同時にこんな文書も出すところね。
ウイルスなんて無いんだけど、ワクチンを勧める時だけ「在る設定」になる。
全くの真逆の通知が同じ行政から二つ。
なんでこんなことが起こるの?
こんな単純なことがわからない、おかしいとも思わない人が、私には不思議でならない。
「子宮頸がんってあるでしょ?あれってヒトパピローマウイルスが原因で、ワクチンがそれを予防できるのよ」
「でも開示請求を出すと『ヒトパピローマウイルスなんてそんなもの無い』ってなるよね?」
「そう。誰も見たこともないし、存在の証明も誰もしてない」
「は?じゃあなんで、原因がそれでワクチンで予防できることにまでなってるわけ?」
「誰も証明できないんだけど、そういう設定になっているんだよね」
「設定?ってことは口だけ?てか作り話ってこと?」
「そうなんだけど、そんなの聞かれるまで黙ってればいいわけよ。子宮頸がんはヒトパピローマウイルスが原因で、ワクチンで予防できる。これだけ丸暗記しておけばいいの。誰も疑わないわよ。皆、丸暗記って好だから」
「そんなことしていいわけ?!だってウソじゃん」
「だから聞かれたら『ありません』ってちゃんと答えてるじゃない。聞かれないことをわざわざ答えなくたっていいでしょ?」
「じゃあ最初から何もかも正直に言ってるとは限らない。ウソはバレたらダメなだけで、バレなきゃいい。信じれば事実になるしってこと?」
「その通り。実際ここまで皆信じちゃったしね。人は一回信じると簡単には撤回しないの。裏切られたショックやら波風に耐えられないからそうする。痛みに耐えられないあまり、それがは違うよと教えた人にすごい攻撃を始めるから、うっかり正すこともできない」
「えええ?教えると逆に怒られるの?!」
「怒られるなんてもんじゃないよ。人によっては発狂して、憎悪丸出しで延々ストーカーしたりとか、絶縁されたりとか」
「そんなのふつうじゃない。頭おかしい…」
「一般にはそれがふつう。逆に素直に話を聞いて心を乱さない方がおかしい。いいのかもしれないけど、それができない人には癇に障るんじゃないの?」
「話は単純なのに、人がややこしいわけね。あーめんどくさい」