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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月25日 風の合間に

2023年02月26日 | 日記
今日も、船を出すかどうするかで、迷っていた。

しかし、海の状況を知るには、天気の変動の合間に、船を出すことでしか分からない。

「午後からは、風が出る予報なので、その時点に改めて判断します」

と、出船を決める。


沖に行くにしたがって、北東からの高いウネリが残っている。

風は、北寄りの風が吹いている。

強くて、風を避けなくてはいけない様な、風ではない。


船を走らせている途中で、ベイトの塊が出て来た。

「こんなところで、反応が出るのは珍しいですね」

直ぐに、声掛けして、竿を出してみる。


ベイトの正体は、丸鰺の群れの様だ。






エソと合わせて、針掛かりしてくる。

しかし、ウネリが高いのが気になって、一端、内場へと移動する。


満潮の潮止まりを過ぎるまで、内場で我慢して、再び沖合に出てみた。


最初のアタリは、アオハタが来た。





放流を考えたが、目玉が飛び出していた。


ベイト反応は少ないが、ヒットして来る鰺は良型だ。






鰺の小気味よい引きが、楽しい。


この鰺に、青物が付いていないかな…と、思っているのだが…。

この鰺の群れに付いていたのは、ニベだった。




ニベの引きは、真鯛に似た引きをすることが多い。

真鯛かもと思って、期待してしまった。

一度は、下り潮の様相を見せた潮が、上り始めた。

潮色も、青みが濃ゆくなってきた。


この潮に変わって、大当たりが来た。




ドラグ音を響かせて、ラインが真下に出て行く。

「底走りしています。リールが巻けません」

船で追い掛けて、ラインの回収を図る。

「巻けています。少しずつですが、我慢できます」

海底の、漁礁周りから余り離れない。

「我慢だ」と、思った瞬間、針が外れた。

「あー……」

後は、言葉に成らなかった。


その後アタリが少なくなって来た事も有って、ポイントを移動する。


海底の瀬周りには、少しだがベイト反応が有る。

レンコ鯛が、当たり始めた。






良型のレンコダイが、嬉しい。

しかし、この頃に成ると風が回り始めた。

時に西に、時に南にと、クルクルと風の向きが変わる。

それに合わせて、船を流すコースを変えて行く。




何かが、ダブルでヒットして来た。

ダブルでヒットして来ると、船内も盛り上がる。

「何やろうかい」

と、楽しみながら、巻き上げて行く。




釣れたのは、オキアジのダブルだった。


この前には、青物かもしれないアタリに、針が折られている。

その青物らしきアタリを、求めて行く。

「何か来た」



ゆっくりと、慎重に巻き上げて行く。

竿先を叩くアタリだ。

「見えました。真鯛です」




良型の真鯛に、笑顔が弾ける。

南寄りの風が、少しずつ強くなってきていた。


締めに真鯛の釣果に、帰りの話題は賑やかだった。

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