私は、基本的にタクシーに乗らないので、イライラしたことはありませんが…
QFD(Quality Function Deployment:品質機能展開)的に考えると…
タクシーにおける「顧客満足」とは何でしょうか?
ニフティニュース(2015年)に、以下のような統計情報がありました。
1位「運転手の態度がいい」で63%、2位「運転手が道に詳しい」で50%、
3位「車内が清潔」で48%、4位「安全運転」で45%、5位「料金が安い」で44%、
この要求品質を噛み砕くと、ザックリ「安心して乗れて、安全である」を基本に、
乗っている間は「(運転手さんに)丁寧に扱われ、(目的地に確実に着くことを)
心配しないで乗っていたい」ということですね。更に料金が安ければ文句ない…
では、これを叶える品質特性とは何ですか?一つは、運転手さんが、そこそこ
ベテランで、①マナーやモラルを身につけていて、②道に詳しく、カーナビの
使い方にも精通している、④運転がスマート、更に、③車が清掃されている、
ということですね。まるで、QMSの工場監査の項目のようですが、
ココで大切なのは、ベテランではない、新人ドライバーの教育・訓練ですね。
タクシー会社の場合は、QFDよりも、ISO9001の方が有効みたいですね。
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