南とかちで遠隔ドーム、家でゴロゴロ天体撮像!!(笑)

えっちゃんが冷却CCDで深宇宙を撮像しています。

南十勝に遠隔操作で動くドーム2つを作り運営中!!

nova.astrometry.comでの位置など同定法!

2018-11-03 08:06:47 | 画像処理ソフト

nova.astrometry.com

という、便利で面白いサイトがあります。

名前から言って、新星などを探すのが主目的でしょうか?

メタデータ(この場合、画像の説明を教えてくれる)が出てとても便利です。

 

まず上方のuploadに行き、

同定したいファイルを放り込む
※sign inした方がいいと思います。

結果を待つ。

go to result pageに行く。

calibrationにcenter位置が表記される。

この画像は、特に対象物はなく、自動導入失敗時の画像です。

どこが写ってて、繰り返しになりますが、画像中央の位置がわかりとても便利です。

画面サイズやRadius, pixel scaleや画像の傾きなどが表記されていてとても有用です。

向かって右側下方の

World Wide Telescope: view in WorldWide

を押すと、大きな星図が出てきて、画像を当てはめてくれます。


Photoshopの手描きレイヤー マスクをすると"お絵描き"になってしまうのか?

2018-08-24 11:58:51 | 画像処理ソフト

天体写真を画像処理していくと、ちょこっとした改変を

したくなる時があります。

系外銀河の中心部が飽和したとか、輝度差のありすぎる対象を

双方とも目立たせるとか、気に入った部分のある画像を配置して

レイヤーマスクを立ち上げ、ブラシを適当な太さにして

生かしたい部分の上を黒くヌリヌリし、ガウスぼかしを程よく掛ければ境目もわかりません。爆

 

ブラシで部分的にヌリヌリするので、まさにお絵描きですね。笑

 

ただ、スターマスクだって、コンピューターが自動生成するというだけで、

まさにレイヤーマスクです。

 

手描きがダメでコンピューターならいいのか?

 

果たしてどうなんでしょうね。


PixInsightの勉強は眠い!!

2018-07-18 12:34:03 | 画像処理ソフト
今をときめくPixInsightの勉強を続けていますが、
英語のビデオばかりですので、すぐに眠くなります。笑
でも、勉強すればするほど凄いソフトで、感嘆させられます。

やはりPixInsightで上手く画像処理出来ますと
見違えるように綺麗になりますので、頑張って
操れる?ようになりたいですね。( ◠‿◠ )

通称”ボチ丸!”簡単な星像改善手法”詳細!!(笑)

2018-04-16 05:44:05 | 画像処理ソフト

”ボチ丸”の方法を説明します。

PixInsightで画像復元した後の画像です。↓↓

暗い星はほとんど丸に近く収束(まだですが)していますが、輝星はまだ変形しています。

この画像に、ステライメージ8のスターシャープフィルターを使い、

輝星をなるべく丸くします。↓↓

 

暗い星やバックグラウンドは使いませんので、メタメタのままで結構です。

 

Photoshopにこの画像2枚配置し、レイヤー化します。

そしてレイヤーマスクを立ち上げ、星の大きさよりちょっと大きなブラシの頭にして

ボチッと押します。星が丸くなりました。↓↓

レイヤーマスクをボチッした様子です。↓↓

クリック1回ですのでとても簡単です。(笑)

↓↓レイヤー統合した後の最終画像です。”ボチ丸”終了です!

もう一度最初の画像です。

大分輝星が丸くなり、すっきりしました。

焦点距離が長い直焦点撮像の場合、輝星は少ないですし、やや多くても

レイヤーマスクをぼちぼちしていけばいいだけですのでとても楽です。

”ボチ丸”とっても簡単です。(^^)

 

 


PixInsight,Photoshop,ステライメージ8で、星を丸くするズルい?方法!を思いつきました。

2018-04-14 23:32:03 | 画像処理ソフト

私は遠隔ドームでは、1830mmの焦点距離をSTF-8300で撮像しているため、

星を完全に丸く撮像するのはなかなか厳しいです。

赤道儀の換装でかなり良くなりましたが、やはり星は歪みます。

Pixinsightの画像復元で、PSFを測定してやると、暗めの星は

ほとんど真円、点になりますが、輝星はひずみが残ります。

それをなるべく解消するため、ある方法を考えつき、

実行したらかなり良くなりました。

 以下の通りです。

画像(輝星がやや歪んでいる画像)をステライメージ8で立ち上げます。

starsharpフィルターで、輝星がなるべく真円になる値を探します。

星は小さくならなくていいです。暗い星や星雲が滅茶苦茶になっても

かまいません。

とにかく輝星だけきれいに丸くなるようにパラメーターを色々変えてみます。

 

いいものがあったら保存します。

繰り返しますが、輝星だけあればいいので、背景、暗い星、星雲はどうなっても

構いません。(笑)

 

次に、Photoshopを立ち上げ、元画像を表示します。

そして、スターシャープで作った画像もPhotoshopに配置します。(右クリック)

すると、レイヤー化しますので、このレイヤーを一番下にします。

そして上のレイヤー(スターシャープしていない、元画像)にレイヤーマスクを立ち上げ、

ブラシ(大体輝星と同じ大きさ、あるいはちょっと大きくして)を

輝星の上にボチボチと打っていきます。

 

輝星が丸くなったのを確認したらレイヤー統合。

 

星が丸くなりすっきりします。

 

レイヤーマスクを使うと”お絵描き感”が出ますのでズルいでしょうか、、、。(笑)