星峠というところで、天文ファンと思われる男性がライトを付けずに(推定ですが)
バックし、下方へ落下し死亡するという悲しい出来事が起きました。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
夜間、天体観測時など、車を移動させる場合のライトの問題は大変難しいことです。
道路交通法ではおそらく、日没後の点灯が義務付けられていると思います。
ただ、ある観測地に向かう場合、先に交流のあるAさんやBさんが来ていると推測されるとします。
道路交通法では点灯しながら観測地に入る、でしょうが、実際は、AさんやBさんに迷惑を
掛けるとなると実際はどうでしょうか?
法律で決まっているから、とまぶしいヘッドライトを点灯したまま、はかなり心苦しいです。
スモールで進入する場合もあるでしょうが、スモールだとこちらからは何も見えません。
法律は確かに守らなければないのですが、案外実情に合わせて
弾力的に運用されています。
例えば飲酒です。
20歳未満は飲酒禁止です。しかし、大学のコンパでは18歳でも飲酒しています。
警察が本気になれば、いくらでも取り締まれるでしょう。
大学周囲の居酒屋さんに貼りこみ、大量に検挙すればかなり飲酒は防げるでしょう。
しかし、急性アルコール中毒事件が起きても、警察にはまだそこまでの動きはないようです。
自動車の速度違反も実際には許容速度があるように見えます。
実際の観測地で、
法律通りだからとかヘッドライトを堂々と付けたまま進入してくる
人がいたら、私ならもうその観測地はあきらめて、その人との交流も避けるようになるでしょう。
実際危ないとかもありますが、法律を盾に迷惑な思いは仕方がない、と言われちゃいますと
避けるしかない、というのが実際のところかと思います。