QHY367Cが最初に吐き出す画像、それはとてもつまらない画像です。
明るめの対象で、ようやくほんのり色が見える程度です。
それが本当の”RAW”画像なんでしょうね。
いろいろ手を加えて見られるような画像にするわけですが
デジカメの画像処理エンジンってすごいですね。
一瞬のうちに鮮やかな画像にしなければなりません。
そしてきれいですよね。
そして不思議なのは、D810Aでも、3分ぐらい露出すると、飽和して真っ白になっちゃいます。
QHY367Cはゲインを75%?(上1/4)くらいに設定して撮像していますが、まだまだ飽和する気配がありません。
ISOでいえば3200くらいに相当しそうですが、、、。(まったく根拠なし)
ただ、きれいに画像処理できるなら冷却カラー一発CCDはとてもいいですね。
LRGBなどというとてつもなく面倒なことをする気が失せました。(笑)
ほとんどの場合、モノクロ冷却CCDの終焉を迎えてしまった、そんな予感がします。
フジGFX50Sのオーバーフルサイズといい、EOS5Dsの50MP超といい、Sonyα7RIIの裏面照射といい、旧来のSTL-11000の様な画素が粗い(が、感度は高い)モノクロ冷却CCDといい、この分野は魅力的な選択肢が多く、楽しいですね。
ただ、α7RIIはスペックはともかくとして、あんまり雑誌ではみかけないかな・・・
QHY367C、個人的には、前に書いた様に、あんまり良いと考えてないですが、使い方次第だと思っています。
何を使っても上手な人は上手ですよね。EOS5Dsの某氏の作品もそうですが・・。
理屈を越えたところに芸術があるのだと、今更ながら感じた次第。
善し悪しは、今後の実績で証明されていくと思います。
楽しみにしています。
別に証明しなくとも、、、単なる趣味ですから。(笑)