ビクセンの極軸望遠鏡の視野は約8度です。
広視界で極軸が合わせやすいです。
まず、暗視野照明を消灯します。視野の広い双眼鏡でも確認しながら軸を合わせます。
最初に小マゼラン雲を見つけます。(すぐですね。)
それから小マゼランから南の軸に向かって明るい水へび座β星を確認します。
2等星なのですぐわかります。
さらに軸に向かうと、特徴のある3つの星の連なりを見つけます。これもすぐ見つかります。
そして、その3つの星を視野の端に入れると、はちぶんぎ座の台形が部分的に入ってきます。
そしてさらに軸方向に振ると、台形全体がわかります。
その台形の一番あかるいガンマ星からヒゲが伸びており、(2つの星ということです。)
そこから直角に等分伸ばした先が南の極軸です。
わずかに暗視野証明を照らし、中心にそこを合わせて終わります。
高橋の極軸望遠鏡は視野が狭くやりにくいかもしれませんね。
あの有名な台形を入れるという記述はたくさんありますが、
台形を素早くどう入れるかが一番の肝と思います。
その3つの星を使えばビクセンのような広視野極軸望遠鏡なら
比較的簡単な方法と思い記述しました。
明日むにゅむにゅに行きます。(笑)
前回極軸を合わせられたときは感激しました。(笑)
この台形を入れるまでが大変ですけど、なかなかどう入れるか
書いている記事は無いので書いてみました。