来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「龍馬」と「平和」
この10日間ほどで何人かといっしょに高知市と沖縄・与論の遠い2箇所に行った。会議の内容については別として、両市での印象であるが、高知市は「坂本龍馬」であり、沖縄はいうまでもなく「ひめゆり」をはじめとした「平和」がポイントである。
龍馬は、いうまでもなく江戸幕府の末期、幕府を倒して新しい政治体制をつくるためには大きな勢力をもっていたが犬猿の仲であった薩摩と長州の両藩を組ませようと必死になって頑張り、いろいろないきがかりを捨てさせてついに薩長同盟を実現。幕府を廃止し新しい日本をつくるための最大の功労者として位置づけられている。龍馬は土佐藩の脱藩者だったのだから、高知市が「自分たちの先輩」として顕彰するのもいかがなものかと思わないでもないが、とにかくその役割は小さくなかったといえる。
沖縄はあの太平洋戦争の末期、最大の地上戦を余儀なくされ、その全日本人の悲劇を負わされたことは、少し沖縄を知れば分かる。そして今また普天間といい嘉手納といい在日米軍の負担もまた大きい。その負担を余儀なくされていることもまた周知のことである。
他所の地を訪れると必ず「わが住むところは?」を比較し考えさせられる。
北海道は、これまでどうだったか。そしてこれからどう日本の未来に大きな可能性を示唆していくのか、やはり環境、共生、共同をキーワードとして考えていくべきだろう。
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