「学力危機」シンポとジャズコンサート

読売新聞北海道の主催するシンポ「北海道の『学力危機』を考える」に参加したが、これが終わってすぐ宮の沢の「ちえりあ」で開催された吹奏楽コンサートに行く。
シンポについては、いろいろ考えさせられたこと多いので日をあらためて記したい。

わが校のNさんが指揮者の一人としての「札幌市民音楽団」のコンサートは、全く久しぶりのジャズコンサートである。N先生のクラスの生徒たちも来ていたが、二時間近いコンサートで知らず知らずのウチに身体がリズムをとっていることに気づく。小柄のNさんも指揮台で躍動していた。
ふと思い出した。80年代初期につくられた映画で「上海バンスキング」を。この映画は1930年代の上海を舞台としたジャズメンたちが戦争の悲劇の中で音楽と共に悲劇を過ごすテーマであったが、全編に流れるジャズの音楽が、時には血肉を躍らせ、また時には悲しみを限りなく吸い上げる。もちろん今日のコンサートは「躍らせる」方であったが、ジャズの響きは実に複雑な心境を醸し出す。

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