来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
退位問題と天皇制
私が見たのは23日付け「日刊ゲンダイ」。元の出典は21日の毎日新聞。
退位問題で天皇が不満を表明されたという。これについて「安倍政権に激震」が走ったと。天皇が不満を示された理由は、皇室典範の改正でなく「特例法」で戦前退位を認めることにあるとのことだ。これは、端的に言えば「今の天皇が『やめたい』というので特別の措置としてこれを認めよう」ということが、天皇にとって「自分がわがままだ」と受け止められることが甚だ不本意ということだ。これが毎日新聞のトップ記事になったことが、安倍氏が天皇の気持ちをも忖度できない不遜な内閣だという印象を多くの国民に与えることになるというが「激震」の理由。
政治のあらゆる面で「何か文句があるか」と、国民に対してきわめて傲慢な態度をとっている安倍首相の姿勢が、天皇の不満を引き起こし、これに多くの国民が共感することになれば、少しはあの傲慢さに謙虚さがプラスされることがあれば少しは政治にとってプラスになるかも。
しかし天皇になる人が減ってきているという。今後、女性も天皇になる道を開くことがありだろうが、もし将来天皇になる立場の人が「なりたくない」という気持ちをはっきり示すようになればどうなるのだろう。
今の世で、昔の「王様」が威張っていた時代とは全く違うのだから、天皇になりたい人がいなくなることはあながち不自然ではないのではないだろうか。
そういう事態になったとき、天皇制を維持するために根本的な仕組みを考案する必要が生まれるかも知れない。数十年先だろうが。
退位問題で天皇が不満を表明されたという。これについて「安倍政権に激震」が走ったと。天皇が不満を示された理由は、皇室典範の改正でなく「特例法」で戦前退位を認めることにあるとのことだ。これは、端的に言えば「今の天皇が『やめたい』というので特別の措置としてこれを認めよう」ということが、天皇にとって「自分がわがままだ」と受け止められることが甚だ不本意ということだ。これが毎日新聞のトップ記事になったことが、安倍氏が天皇の気持ちをも忖度できない不遜な内閣だという印象を多くの国民に与えることになるというが「激震」の理由。
政治のあらゆる面で「何か文句があるか」と、国民に対してきわめて傲慢な態度をとっている安倍首相の姿勢が、天皇の不満を引き起こし、これに多くの国民が共感することになれば、少しはあの傲慢さに謙虚さがプラスされることがあれば少しは政治にとってプラスになるかも。
しかし天皇になる人が減ってきているという。今後、女性も天皇になる道を開くことがありだろうが、もし将来天皇になる立場の人が「なりたくない」という気持ちをはっきり示すようになればどうなるのだろう。
今の世で、昔の「王様」が威張っていた時代とは全く違うのだから、天皇になりたい人がいなくなることはあながち不自然ではないのではないだろうか。
そういう事態になったとき、天皇制を維持するために根本的な仕組みを考案する必要が生まれるかも知れない。数十年先だろうが。
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