「人命尊重第一」と「テロには屈しない」は矛盾している?

安倍首相はそう言う。これには誰もが尤もだと思う。
しかし現実にはこの二つの原理は、まさに矛と盾の関係だ。もし「人命第一の原則でいえば、テロリストがいうように身代金を払って、何とか生きた姿で帰ってきてもらうことになるだろうし。「テロには屈しない」ことを原則で言えば、テロリストにカネを払うことなど問題の外である。だからテロリストの主張どおりことが進むならば、人質2人(3人?)は殺害されるかも知れない。

安倍首相は、水面下でテロリストとのパイプを探し当てて何とかして打開(例えば身代金を減らして貰うとか)策を考えているのではないかと思うのだが、ものすごく難しい問題だ。

誰が責任者であってもつらく苦しい立場に置かれるだろう。私などもどうしたらいいか分からない。しかしどちらに転んでもごうごうたる非難が予想される。

多分どこかで国民が知らないレベルで取引(妥協)が行われるかも知れない。そうなったらいいのだが、果たしてどうなるだろうか。

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