「30年冬季オリパラの札幌開催はヤメた」と言えよ、市長さん。

2030年の冬季オリパラの札幌招致を目指す方針をとっていた秋元市長は、20日に「積極的な機運醸成活動を当面休止する」と発表したという。
要するに積極的に札幌で開催するという方針は引っ込めたということなのだろう。しかしまだ未練がましいことを言っているから、「やっぱり札幌市が30年冬季オリパラをやる」との方針を出すのだろうか。

これまで何度か記したきたが、今オリンピック・パラリンピックは夏冬ともに、ある種の利権集団のぼったくり作業の巣窟になっていると言えるのではないか。ずっと前から「ぼったくり男爵」がこの中心部でうごめいていると言われてきた。

また札幌でこれをやるとしても、かかるカネをどうするか、といえば当初予算などどこに行ったか、といわれるほどのオーバーになってきた。そういうことからも、札幌市がこれをやる必要など全くない。
秋元氏は、「積極的にやるぞやるぞ」とはいわない、といった歯に何かはさまったみたいなことを言っているのがオカシイ。「30年オリパラはユメの大会にしました」ということを明白にすればどうなのだろう。何か、（昔風の言葉だが）「男らしくない」。