自民党の新党首は「首切り」方針を広げるのか

マスコミを総動員する形で自民党の新党首争いが展開されている。この争いが自民の勢力拡大の施策でないかと思われても当然だろう。立憲民主党も新党首選びが当面のテーマだが、そのマスメディアの活用のレベルでいえば自民の比ではない。

自民党の総裁候補の誰かが、労働市場の活性化といった問題で、「もっと雇用が流動的であったほうがいい」といった内容のことを言っていた。これは早い話、労働者の首切りをもっと手軽に行うことによって労働者自身も「もっといい職場へ」移りやすくする、という意味なのだろう。

しかしそういう理解をできる労働者はどのくらいいるのだろう。多くは、経営者による首切りがもっと容易に行われるようになる、と危惧するだろう。
新党首に有力視されるAさんBさん、そのあたりをしっかり踏まえてはっきりと「総裁選びに無関係」の大多数の国民に伝えて欲しいものだ。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 中秋の名月 今日、9月18日... »