アイヌ民族博物館(ポロトコタン)

今日、ウチの高校生全員、課外学習ということで白老にあるアイヌ民族博物館(ポロトコタン)と苫小牧のトヨタ自動車を見学した。

周知のように日本のいわば先住民族であるアイヌ民族は長くその地位は軽視され、時には差別されていた。白老のこの博物館を初めて見学したこともまた「今頃になって」という反省の気持ちも多少あるのだが、アイヌ民族の暮らしのあれこれを知ることができた。また民族的な踊りも披露された。アイヌ民族のチセ(家)を見たり説明を聞いたりした。北海道科の授業の一環である。

現在日本いるアイヌ人は3万人弱という。生活様式のすべてが日本人であるとのことだが、特に北海道で明治以前に果たしていた役割は大きいのではないだろうか。しかし、例えば国連での先住民族の権利の宣言や日本の国会でのアイヌの指導者の演説などもっと明確に見学者に説明されてしかるべきと思った。一種の観光ではないか、と思うのは私だけだったろうか。

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