来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
私的な問題を暴露するという行為
読売巨人軍の原監督が数十年前の女性問題が週刊誌に暴露され、「あんたがバラしたのではないか」という意味の発言を原さんがしていたり、その「あんた」にあたる人が「ジョーダンじゃないよ」と反論したり、週刊誌的には面白いのだろうが、こういうことを暴露して話題にする風潮が恐ろしい。
また民主党の元代表小沢さんの離縁云々が、これまた週刊誌的話題になっている。小沢グループは民主党執行部に対して批判的立場にいる。
「政権交代に託した国民の期待をこれだけ踏みにじる今の民主党政権って、いったい何なのだろう」(道新6月20日夕刊の「週刊誌を読む」)との批判にさらされている民主党幹部側からの政治的謀略のにおいすらあるといわれている。
ことあるごとに「個人情報」が問題にされる現状で、原さんや小沢さんのケースをどうして週刊誌はあげつらうのか。原さんや小沢さんがいわば「公人」であると言えるにしても、はるか昔の私的な女性問題や離縁問題が公にさらされていいわけはないはずだ。
私は今はアンチジャイアンツだが、原さんへの攻撃など憤慨に堪えないし、小沢さんの問題でも、民主党執行部に対して厳しい姿勢を示している小沢さんへのタイムリーな謀略だ、といわれるのもあながち言い過ぎではないのではないか。
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