人口減、人口増の時期はどういう時代だった?

少子高齢化はここ数年またはこれから数十年の日本にとって大問題になるだろう。
今あっちこっちの会社や店が「社員・店員募集」をしている。日本ではこの問題が重視されているにもかかわらずその対策はきわめて曖昧だ。各政党の政策で、これを重要視して政策を掲げている党はどの党なのだろうか。

ちなみに過去日本で人口の推移はどうだったか、鬼頭宏さんという社会学者の著書(「人口から読む日本の歴史」(講談社学術文庫)から引用してみよう。

これからわかることは、人口が増える時代は、いわば社会の発展期だったということが分かる。戦国時代、江戸時代前半期、明治以来の経済発展期、そして戦後の社会。人々はある種の希望や野心や目標をもって生きていた時期だったのではないだろうか。
人口の停滞期または減少期というのは逆にこの時期に生きた人々の消極的気持ちが分かるようだが。
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