2030年冬季五輪・札幌開催に反対の声を

2030年の冬季オリンピックを札幌で開催しようと、札幌市のトップがまだ言っている。これだけコロナ禍やさまざまな問題があるのにどうして巨額経費を要するオリンピックをやろうとするのだろう。

報道によると、今年のオリパラは当初7340億円の予算だったが、結局は1兆6440億円かかった。国が2,210億円、都が7,170億円、組織委員会が7,060億円になったという。前2者は国民の税金だ。

札幌オリに関して、当初計画よりも900億円削減して2,800~3,000億円にするとのこと。これだけでもスゴイ額であるが、これまでの例では必ず当初見積よりも大幅に増えることが通例らしい。そういう状況が十分予想されるのに、どうして秋元市長たちは冬季オリをやらなければならないのか。ジョウダンも休み休み言ってくれ、という気持ちだが、多くの市民・道民はどうなのだろう。

1972年に札幌で第11回冬季五輪をやっている。「虹と雪のバラード」、今は懐かしいがこれが詠われた。なんで日本で1世紀の期間に夏・冬と何度もやらなければならないのか。おだてられて、いいふりしてやろうとしているのではないか、と皮肉を言いたくなるのだが…。
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