来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
六十の手習い(卒業証書)
わが高校の第一期卒業式は昨年だったが、卒業証書はヘタでも自分の手で書いて渡そうと、一昨年夏から「ユーキャン」の毛筆教室に入って練習し始めた。もともと毛筆は嫌いではなかったし、自分ではそこそこ書けるというちょとした自信はあった。イベント会場の横幕や以前勤めていた高校の合格発表なども担当の一人になったこともあった(40年ほど前だったろうか)。
ところが、いざ卒業証書となるといくら練習しても満足にはできない。ヘタな字で書かれた自分の卒業証書を手にしたとき卒業生たちはがっかりするだろう、と言う気持ちがたえずあった。
今年もまもなく卒業式(6日)。そこでヒマをみては毛筆の練習をした。まあこんなものか、という自分的レベルに達して今日清書をした。昨年と同じような感想になる。これでも「六十の手習い」でなかなかの練習を積んだのだが、どうして自信をもつことのできる証書にならないのか。しかし何度練習してもできあがったものには100%にならない。「古稀」を越えると上達には非常な時間が必要になるのだろう。そういえば「六十の手習い」というのは、これを越える10年余は上達は難しいよ、と言われているようだ。
「ヘタでも心がこもっている」と思ってもらえるのだろうと期待して今年の卒業式を迎えることにしよう。
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